猪突猛進男の世界一周やらかしブログ

旅のテーマは"なし"。旅は自由に!!やりたいことをやり、見たいものを見て、いろんなことに猪突猛進になって挑戦する。そして今自分が感じたことを一番に!!書き綴っているブログ。

モーリタニアへ@インド人の旅人、ディープとの出会い:モーリタニアday1前篇

【ルート】
日本→タイ→マレーシア→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→タイ→ネパール→バングラデシュ→シンガポール→インド→ケニア→タンザニア→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ共和国→アラブ首長国連邦→セネガル→マリ共和国→ギニア→モーリタニア→西サハラ(モロッコ)→モロッコ→スペイン→日本



【リアルタイム】
ゴール:日本



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人と人は、出会うべくして出会うのだ。



だって、何か一つでもタイミングが違っていたら、出会わないのだから。



by こうの たかのり








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2017/1/30(Tue)




セネガルのカオラク行きのバンにて。
昨晩、劣悪な環境のバン車内で、俺は気付くと爆睡していた。
そして、明け方の3時過ぎ。
目覚めた時にはすでに遅かった。
まさかのカオラクをスルーしてしまっていた。




マジか(´Д`)




誰も起こしてくれなかった悲劇。
確かに誰にも頼まなかったし、カオラクで降りることを伝えなかった。
俺が悪いか…
まあ仕方がない。
カオラク過ぎても、ダカールに行けば、そこからモーリタニアまで行くことができる。
地図ではこんな感じ。







地図で言うと、右側がモーリタニア方面なので、ダカールからでも行けるのが分かると思う。
そしてダカールへ着いたのが朝6時頃。
懐かしの、ガラージュビギンへ。







着いて早々、モーリタニア行きの乗り合い乗用車を発見した。
この時点で乗客がかなり集まっているようだったので、これでモーリタニアへ行ってしまおう。
待つこと一時間。







乗合い乗用車は、モーリタニア向けて出発した。
車内は相変わらずの窮屈感。
だけど、セネガルとモーリタニアの国境まで、7時間程度の移動予定。
ギニアを出発してかれこれ44時間経過しているから、それに比べたら7時間なんてあっという間だよね♪
多少感覚がマヒしてきているのを感じてきていた。笑









車は順調だった。








車窓からの景色は、徐々に荒野になっていき、








砂が多くなっていった。
これまでのセネガルの景色とは、また違う景色である。




セネガルとモーリタニアの国境付近の街に到着したのは、昼の2時過ぎだった。
今回の移動は難なく終わった。
そんな状況に安心して車を降りると、待っていたのは客引きだった。
その客引きがとんでもない奴らで…








俺(外国人)を確認した客引きは、何の説明もなしに、強引に俺の荷物を取り上げ、馬車の荷台へ乗せ始めた。




えっ、何してんの!?




そして、「いいから、この馬車に乗れ。」だと。
その強引さに警戒を覚え、これはタクシー代金をボッたくられるパターンであるとを感じた。
ここは、断固として拒否しなければ。
そう思い、強引にバッグを荷台から取り返し、乗車を拒否した。
そして、他の乗客が乗っている馬車へ無理やり乗せてもらった。




それにしても、








到着して早々、このような馬車で移動するのは楽しくてワクワクした。
モーリタニアに期待を抱いた。




数分で国境に到着した。
バッグを放り投げるようにして、地面に置く運転手。








その扱いに腹が立ったが、バッグがかなり汚れていることに気付いた。
どうやら今回の連続移動で、汚れたようだ。
これまでの移動の過酷さが頭を過ぎった。




目の前にはセネガル側の国境が見えていた。
まずはセネガルの出国だ。
国境を通過するためにイミグレの小屋へ入ると、インド人の男性がいた。
彼は長身でスタイルがよく、鼻高で顔立ちが整っており、若干肌が黒い感じ。
洋服はTシャツにジーパンという簡素なもので、上下ともかなり使い古されている印象だった。
そしてバックパックを背負っている。
どうやら旅人のようだ。
彼もまた、国境を通過しようとしていた。




こんな辺境の地に、インド人の旅人!?




驚いた。
でもこれが、運命の出会いとなった。




セネガル側の国境を難なく通過した後、彼と歩きながら話した。
彼はディープという名前で、28歳の男性。
以前、アメリカの大学へ通っており、最近卒業したらしい。
そして現在、ヒッチハイクだけで旅をしているのだと。
セネガルからヒッチハイクだけで来たことを聞いて、驚いた。
ヒッチハイク旅は楽しそうだ。
一瞬で打ち解け、一緒に旅をすることになった。




彼は、非常に人当りがよかった。
イミグレの係員には、その都度自己紹介をして、明るく丁寧なあいさつをする。
人と人の繋がりを大切にしているように感じ、尊敬を覚えた。
だけど、そんな彼の態度は、両替所で一変した。
金銭面に対するこだわりが非常に強かったのだ。




↑両替商と交渉するディープ。




少額にも関わらず、かなり高いレートで交渉しようとするディープ。
相手が意に反する言動をすると、全力で否定していた。
両替商は、あっけにとられたような表情をしていた。
俺は呆れつつ、その現場を見て笑ってしまった。
それと同時に疑問を覚えた。
先ほどまで愛想のよかった人間が、お金が絡むと、これほどまでに態度が一変するものだろうか。
これは不思議だ。




納得がいかなかったのか、結局両替はせず、モーリタニア側の国境へ向かった。




↑国境は川で隔てられている。




川を渡り、モーリタニア側のイミグレへ。
モーリタニアに入国するためには、ヨーロッパの通貨である、ユーロが必要である。
その額55ユーロ(1ユーロ=約120円)。
現地通貨は不可というのが不思議だが、そういう決め事になっているらしい。
俺は元々その情報を入手できていたので、セネガルでユーロを手に入れることに成功していた。
だけど、ディープはユーロを持っていなかった。
インド人旅人は少ないから、情報が少ないのだろう。




でも、えっ?どうするの?
通過できないやん!?




そこでディープが頼るのは…もちろん俺しかいないよね!
ユーロを貸してほしい、と言い出したのである。
先ほどの両替商への対応を見ていた俺は、若干の不信感を覚えた。
だけど、仮にも彼は同じ旅仲間。
困ったときはお互い様だよね。
返って来ない覚悟で、彼にお金を貸すことにした。
これにて、無事にモーリタニア入国!!







話しは変わるが、彼はモーリタニアに入国する際に立っていた男性。
彼の恰好が面白かったので写真を撮らせてもらった。
というのも、厚着すぎじゃね?笑
外は40度くらいの炎天下だよ?
アフリカ人は、考えられないくらい寒がりな人がいて、こんな炎天下の中で、このような格好をしている人もいるのだ。
日本人には考えられない発想である。








この男がディープ。
国境通過後に、ハンバーガーを二人で食べた。
これはおいしくて、モーリタニアの食事にも期待できそう。
お腹を満たしたあとは、満を持してヒッチハイクへ。




ここから始まる、ディープとのヒッチハイク旅。
危険な臭いも少々漂っているが、果たしてこれからどうなるのでしょうか。




Fin...



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