ダクラへ@モロッコ人、ヤシムとの出会い:西サハラ(モロッコ)day2
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ゴール:日本
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すぐそこに落ちてる、甘い蜜。
それを吸うか吸わないかは、自分次第。
by こうの たかのり
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2017/2/9(Thu)
いつまでここで待てばよいのか…
昼過ぎ、俺は途方に暮れてしまった。
というのも、うまくいけばディープは今日の昼までにビザを取得して、ここに来れるはずだ。
そして、それまでは取れていたディープとの連絡がここへ来て取れなくなった。
うーむ困った…どうしよう?
ディープの状況が分からない。
いろんなことを考えて、出した結論は…
ここを移動しよう❗❗
ダクラという西サハラの首都まで移動してしまえば、宿も安いし、いろんなものがあるはず。
国境は宿も高いし、物も揃ってないし長期間滞在できそうな場所じゃない。
ダクラでディープを待とう。
そう思い、ホテルのチェックアウトを済ませた。
ダクラまでの移動手段は、もちろんヒッチハイク( ☆∀☆)
ディープがいないヒッチハイクは不安もあるが、やってみることにした。
治安も悪くなさそうだし。
今回のヒッチハイク場所はこんなところ。
ガソリンスタンドが奥にあり、ガソリンスタンドの前ですることに。
ここは国境の街近くなので、交通量が多いことを期待した。
ガソリンスタンドへ歩いて行くと、そこには先客がいた。
彼の名前はヤシム。
彼は28歳のモロッコ人男性で、旅行でモーリタニアに来ていたのだと。
今はその帰りで、ヒッチハイクでモロッコまで行くと言っていた。
おー、捨てる神あれば拾う神あり。
俺はすごい運の持ち主だ。
ということで、彼と共にヒッチハイクをすることになった。
↑彼もこんな感じでヒッチハイクしていた。
ここの交通量は、まあまあだった。
10分に1台は車が通るか、な感じ。
車が来ない時もあり、暇な時もあった。
そんな時に、一人でないことが心強かった。
↑右側の的に向かって、石を投げようとするヤシム。
ヤシム考案で、ペットボトルに砂を入れた的を数ヵ所に立て、石を投げてそれを倒すというゲームを二人でやりながら、車を待った。
楽しいーー(*^^*)笑
…
だけど途中、魔の誘いがあった。
ヤシムは、モーリタニアナンバーの車が嫌いらしい。
モーリタニアナンバーの場合、ヒッチハイクで乗せてもらったとしても、検問で厳重にチェックされることがあるのだと。
だから、モーリタニアナンバーの車はスルーしていた。
だけど、間違えてモーリタニアナンバーの車に合図を送ってしまい、その車が止まってくれたのだ。
俺は即座にバッグを車に載せた。
次はいつ止まってくれるか分からないんだし、とりあえずここで乗せてもらった方がいいんじゃない?
そう思い、ヤシムを誘った。
だけど、ヤシムは拒否。
んー…そんなこと言ったって…
俺は外国人だから、モーリタニアナンバーでも、大丈夫な気がするんだよな…
こうなったら一人で行ってしまおうか?、と思った。
だけどここで乗ったら、ヤシムとの出会いが無駄になってしまう。それは嫌だ。
ここは目先の利益よりも、ヤシムとの出会いを優先しよう…そう決めた。
そしてその車を見送った。
せっかく止まってくれた車の運転手は、呆然としていたので申し訳なかった。
…
再度ヒッチハイクを始めた。
すると、すぐにもう一台の車が止まってくれた。
その車の運転手は中国人で、ビジネスでここに来ているのだと。
そして、ダクラまで連れていってくれると言っている。
おおーーー❗❗❗
素晴らしいね⤴⤴⤴
先ほどの車を見送ったのがよかった( ^ω^ )
これだったら、ヤシムと二人でダクラまで行けそう。
早速、車に乗せてもらった。
車内はエアコンもあり、キレイだったので、すごく快適だった。
いい車に拾ってもらったなー✨✨✨
車窓からの景色ー。
相変わらずの荒野と砂漠…
と思いきや、海⁉⁉
二枚目の写真は奥の方に、薄く海が見えるのが分かるだろうか?
海際を走っているので、海が見えて当然だが、荒野と砂漠と海のコラボレーションは美しい景色だった。
途中、このようなカフェに寄った。
↑拾ってくれた中国人のお二人と。
二人共、すごく優しい好青年で、コーヒーをおごってくれた。
いいカフェだったー⤴⤴⤴
…
そんな楽しい移動を終え、夜10時過ぎ。
ダクラへ到着した。
ダクラは海辺の街で若干寒かったが、すごくキレイな街だった。
インフラも整備されてるようで、街は街灯が灯っており明るかった。
ここはいい場所やなー。
今までの西アフリカとは大違い。
別世界に来たみたい。
ここで、ヤシムと宿を探した。
こんな広場の周辺に、宿が多くある場所があった。
今日の宿。
二人で泊まったので、これで一泊700円程度だったと思う。
安い❗❗
ここらでようやく、部屋の値段と質のバランスが均等になってきた。
それにしても疲れた。
今日は爆睡だな。
ヤシムはいい人っぽいから、信用しよう。
そして、ディープは…いつここに来れるのかなー⁉⁉⁉笑
Fin...
最後まで読んでくれてThanks❗❗
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