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常にそうありたいけど…

できない時は、それを認めて受け止める。

by　こうの　たかのり

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2017/2/16（Wed）

朝、家から見た景色は…

おー。

意外と家はたくさんあるんだね。

そして、緑もある。

ちなみに家はこんな感じ。

家の中はたくさんのベッドが。

そして、バンビーノが朝御飯を作ってくれるよう。

キッチンへ。

朝はパンとジャムとティー。

どこの朝ご飯も、基本は一緒なんだね。

朝ご飯を終え、今日一日何が待ってるんだろう？

こんな砂漠のど真ん中で、何が起こるのか楽しみしかなかった。

だけどバンビーノの言葉で、その気持ちは一気に崩れた。

「砂漠の奥に行きたいだろ？一泊二日5,000円で砂漠を見に行くツアーがあるよ。」

えっ⁉⁉

俺はツアーに来たんじゃなくて、バンビーノと国際交流をしに来たんだけど

ツアーなんて、そんなの行ったって意味ないよ(._.)

俺はツアーには行かないことを告げた。

だけど、バンビーノはしつこくツアーを勧めてくる。

きぃぃぃーーー(´Д｀)

迷う気持ちもあったが、出来れば今夜もここに泊まりたかった。

だからそれをバンビーノに伝えた。

が、それはどうやら無理そうだ。

残念…

ツアーにも行かないし、ここにいることもできない。

残った選択肢は一つ。

帰る❗

ということで、急遽帰ることになった。

残念としか言いようがない。

砂漠、楽しみだったのになー(;_;)

帰ることが決まると、バンビーノが歌を歌ってくれた。

嬉しかったけど、後味悪かったから素直に喜べなかった。

ちなみに、俺も日本の歌を頼まれたので、さくらを歌ったら。

まあまあウケた。笑

そして、最後に近場を案内してくれた。

付いて来いよ、と。

大きな井戸から水を汲むバンビーノ。

なるほど、ここから水を得ているのか。

砂漠に井戸があるとは、驚きだな。

砂漠は広い。

撮り方によっては、こんな写真も撮れちゃう。

砂丘へ登る。

我ながら、なかなかイケてる⁉笑

ある場所に座り込むバンビーノ。

ここで、話すことなく30分は座っていた。

無音の地で、バンビーノは何を思っていたのだろう？

バンビーノはこの砂漠が好きなんだ、となんとなく感じた。

無音の砂漠は、人生で感じたことのない経験で、不思議な感覚だった。

最後に仲良さげに写真とったけど、微妙ー。

気を使って、最後にお金をあげちゃったし。

まあ、こうなったら仕方がない。

次の村へ向かおうか。

バンビーノとお別れした。

…

次の村へ向かうバス車内にて。

認知症らしき、おじいちゃんが隣で独語を話していた。

辺りに漂う異臭…

だけど他の乗客は、このおじいちゃんを無下にせず、いい意味で笑ったり、話しかけたりしていた。

人の温かさを感じた。

約3時間異臭を我慢し、村へたどり着いた。

村の名前は忘れてしまった。

現時刻18時。

なんとなくここからは、ヒッチハイクで移動したかった。

だけど、こんな時間からヒッチハイクはできないので、今日はこの村に泊まることにした。

彼は、ホテルを探している俺に親切にしてくれた。

夜ご飯を食べ、夜中の一時に一緒にお酒を飲みに行く約束をしたが、俺は目覚めることはなかった。

約束破りの最低男。

明日はこの村を移動するぞ。

Fin...

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