猪突猛進男の世界一周やらかしブログ

旅のテーマは"なし"。旅は自由に!!やりたいことをやり、見たいものを見て、いろんなことに猪突猛進になって挑戦する。そして今自分が感じたことを一番に!!書き綴っているブログ。

モロッコ突入@暴風の中のヒッチハイク:モロッコday1

【ルート】

日本→タイ→マレーシア→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→タイ→ネパール→バングラデシュ→シンガポール→インド→ケニア→タンザニア→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ共和国→アラブ首長国連邦→セネガル→マリ共和国→ギニア→モーリタニア→西サハラ(モロッコ)→モロッコ→スペイン→日本



【リアルタイム】

ゴール:日本



【ブログ】

自分が選択し、



自分がやりたいことであれば、



辛いことも辛くない。



by こうの たかのり








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2017/2/13(Mon)




↑おはよう。




昨晩は寒くて、夜中に何度か起きてしまった。

砂漠の夜は寒い。

でも、何とか一夜を越せた。

宿代は広野だから、無料なり( ☆∀☆)







ガソリンスタンドには多くのトラックが。

ここで次の目的地まで乗せてもらえればよかったのだけど、うまくいかなかった。




そして、ディープから連絡が。

モロッコビザ取得できそうだけど、今週いっぱいは時間が必要なのだと。




そうかー😅




そしてそれを言ったきり、再び返事が返って来なくなった。

んー…とりあえずヤシムと前へ進もう❗❗

ということで、次の目的地へ進むことにした。







近くの街へ。







街並みはキレイ。







朝早かったがカフェが開いていたので、そこで休憩することにした。

ここはスマホの充電もできたし、WI-FIも使えたし、キレイだし、快適だった。

こんな田舎街でも、このクオリティのカフェがあることは驚きだ。

モロッコの期待感up⤴⤴

このカフェで12時くらいまでスマホをいじって過ごした。









「そろそろ行こうか。」とヤシム。

早めにヒッチハイクしないと、すぐに暗くなっちゃうからね。

まずは食料調達のため、果物屋へ。







西サハラは果物が豊富で、めちゃ安い。

イチゴも大量に買って100円くらい。







そこの店員と記念撮影。

店員はすごくフレンドリーで、喜んでくれた。

外国人が珍しいのかもしれない。







次はヤシムも含めて。

今見ると、皆すごく素敵な表情してるね✨✨

いい出会いに感謝。

そして、次に向かった場所はタクシー乗り場。







ヤシムの提案で、近くの大きな街までタクシーで行くことにしたのだ。







それにしても、今日は風が異常に強い。

前方が遠くまで見渡せない。







地図上で、ラーユーヌという場所へ到着した。

ヤシムは、レイヨンと言っていたので、正式名称はレイヨンかもしれない。

ちなみに、点線より上がモロッコ。

目と鼻の先に見えてきた。







タクシーから降車すると、風と砂が襲ってきた。

スカーフを顔に巻いて、砂から身を守るヤシム。

俺も見習い、布を口に巻いた。

それにしても、こんな天気でヒッチハイクできるのか?

不安が襲った。







でも、街中は砂がマシだった。

これだったらイケるか。

そう思っていると、通りすぎる車の運転手と目があった。

とっさに手を挙げると、車が止まってくれた。




おー、ラッキー⤴⤴




てな感じで、一台目は難なくゲット(^-^)

街から10分程離れた郊外にある、ガソリンスタンドまで送ってもらった。

だけど、これからが厳しい戦いだった。







郊外では、やはり砂と風が顕在していた。







立っているだけでも大変な感じ。

こんなの初めて。

砂嵐になってどこかに飛ばされるんじゃないか、と心配だった。




ここでのヒッチハイクは、流石に厳しいようだった。

立っているのもやっとなのに、ヒッチハイクなんてできる訳がない。

ガソリンスタンドの建物の影に身を潜め、作戦会議をした。

その結果、街へ戻ろうという話しになった。

こんなところでヒッチハイクなんて無理だ。

歩いて戻るしかない。

覚悟を決めて、建物から出た。




そして暴風の中を歩いていると、ガソリンスタンドに車が止まっていることにヤシムが気付いた。

すかさず運転手に話しかけるヤシム。

こういうときに、現地語が話せるヤシムはすごく心強かった。

ヤシムの巧みな交渉で、乗せてもらうことができそう。




ヤシムやるねーー( ≧∀≦)ノ







車に乗せてもらったものの、10m以上先は何も見えないような悪天候。

途中、雨も降ってきたし…

こんなんで大丈夫なのだろうか?

運転にヒヤヒヤしながらも、3時間程度の道のりを無事に走り終えた。







タルファーヤ到着❗❗







こんな場所で降ろしてもらったけど…

辺りは何もないやないかい❗❗

これマジで、車拾えなかったらノタレ死んでしまうで。







そんな不安をよそに、決めポーズを撮るヤシム。

お前の決めポーズなんて、世の中の誰も望んじゃいないよ❗

という心の声は置いといて…笑







楽しいね🎵




だけど、ここからも試練が。

現時刻16時。

日が落ちてしまっては、本気でやばい。

ヤシムの提案で、17時まで車が捕まらなかったら、歩くことになった。

どこか、野宿ができる場所に行かないと、本気でノタレ死んでしまう。












まっ、車は捕まらないよな。

ということで、車が捕まらなかったので、野宿ができそうな場所まで歩くことに。







ものすごく美しい広野と、夕日の中を歩いた。

それにしても、野宿できそうな場所なんてあるのかな?

道があるということは、ガソリンスタンドがあるということだけど…すごく遠そう。

何時間歩けばよいのだろう。

暗くなるとリスクが上がるので、なんとしてもたどり着かなくては…









そして歩くこと約2時間。







大分くたびれてきた。

重い荷物を持ちながらなので、普段よりも全然辛かった。




歩いていると、5分に1台は車が横を通りすぎていった。

俺達は歩きながら、時折後ろを振り返り、通りすぎる車に向けて手を挙げ、目で合図を送った。

でも全く止まってくれない。

辺りは日も暮れかけ、野宿できそうな場所が見当たらない。

ずっと歩いて、疲労も溜まってきている。




万事休す…




そう思い、諦めかけたその時。

1台の車が俺達のもとに詰め寄った。

そして、運転手が降りてきて、俺達の荷物を無言で車に載せ出した。




ヤシム「乗ってもいいのかい?」




運転手「おう、乗ってけ。そんなに遠くまでは行かないがな。」




うおーーー❗❗❗

キターーー(゚∀゚)




かなり辛かったので、めちゃ嬉しかった。

これで、最低でも野宿ができる場所までは連れていってもらえそうである。







天使のような仏様のような心を持った御方。

ありがとうございましたー(;_;)

そして、降ろしてくれた場所から見えた建物は…







ホテルじゃーん❗❗❗

一気にテンションが上がる俺達。

ホテルなんて、嬉しすぎるよー✨✨✨

美味しいご飯と、フカフカのベッドを期待して、ホテルに近づいた。










チーン(._.)

閉店ガラガラだった。

どうしようか?

一気に天国から地獄へ突き落とされ、絶望が押し寄せてきた。

このまま野宿しかないのか…







広野の先に見える海。

ここもまた海沿いだった。

だけど、今はそれに感動はなかった。

とりあえず、暗くなるまでヒッチハイクしてみて、車が捕まらなかったらここで野宿しようか。

そんな思いで、最後の力を振り絞って、車を待った。




Fin...



 最後まで読んでくれてThanks❗❗

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