西サハラへ入国@ディープとの別れ。:西サハラday1
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とにかく人を信じよう。
疑って後悔するより、
信じて騙された方がマシ。
by こうの たかのり
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2017/2/8(Wed)
西サハラ(モロッコ)のレストランにて。
これはモロッコの伝統料理、タジン鍋。
見た目がよくて値段は結構高かったが、あんまり美味しくなかった…
…
…
モロッコ⁉⁉
昼過ぎ、俺は西サハラ(モロッコ)へ入国した。
しかも、一人で❗❗❗
結論から言うと、ディープはモロッコビザが取得できなかった😥
…
話しは、朝まで遡る。
モーリタニアと西サハラ(モロッコ)の国境のホテルに泊まっていた俺達。
外はガヤガヤしていて、たくさんのトラック運転手や、バイクに乗った欧米人達がいた。
どうやら国境が開き、通過しようとしているようだ。
そんな流れに沿って、俺とディープも国境へ向かった。
まずはモーリタニアの出国。
これは簡単にでき、パスポートに出国スタンプを押してもらった。
次は問題の、西サハラ(モロッコ)への入国。
ビザを持っていないディープは、果たして入国できるのか⁉⁉
という感じだったがダメだったー😢😢😢⤵⤵⤵
やっぱり…
あれだけヌアクショットで頑張ってビザ取れなかったんだから、国境で取れる確率は低いよね(´Д`)
でも諦めない俺達。
どうにかして取得する方法がないものか、イミグレの人に尋ねまくった。
すると、モーリタニアの別の都市でビザが取得できる、という情報を得た。
んー…
正直、これも疑わしい情報だが…
最後の望みで、それを信じるしかないのか…
テンションはMAX下がりつつ、渋々モーリタニアへ戻ることにした。
しかし、ここで再度不運な出来事が。
既に俺達はモーリタニアを出国して、パスポートにスタンプを押してしまっている。
その場合、もう一度モーリタニアへ入国するためには、再度モーリタニアのビザを取得しなければならないのだと…
それには55ユーロかかってしまう。
えっ👀⁉確かに一度出国はしたけど…
別の国に行った訳じゃないし…
そのルールは厳しすぎない?
何でよーー⤵⤵😢😢
考えた末、ディープは一人でモーリタニアに戻り、俺は先に西サハラ(モロッコ)へ入国して、ディープを待つことになった。
ということで、ディープとは一旦ここでお別れ。
俺「ディープ、必ずモロッコビザを取得して来てよ❗❗待ってるからね❗❗」
ディープ「分かった、必ず取得して戻ってくるよ。たか、待っててくれよな。」
俺「分かった、待ってるよ。頑張って。」
そう言い合い、固い握手を交わして、友情を確認しあった。
別れは惜しいけど、必ずまた会えることを信じて…
じゃあなディープ、また会おう。
手を振ってディープを見送っていると、ディープの手が俺の方へ伸びて来た。
そして一言…
ディープ「たか、お金貸してくれ。」
俺「えっお金⁉⁉」
ディープ「そうだよ。モロッコビザ発行にはお金が必要だろ?」
俺「確かに…今ディープが持ってるのじゃ、お金足りないよな。よしっ、分かった。あなたを信じて貸すよ。」
ここまで来たら貸すしかない。
ディープに5,000円分のお金を手渡した。
ここで、ディープに貸した金額の合計が約20,000円なった。
…
そんな経緯で、西サハラ(モロッコ)に入国。
その後、食べたのが最初にあげたタジン鍋だ。
タジン鍋は美味しい、との噂だったので期待していたが、脂が多いだけで美味しくなかった。
ちなみに、西サハラ(モロッコ)の基本情報は以下の通り。
西サハラは、アフリカ大陸北西部の大西洋岸にある地域で、北から時計回りにモロッコ、アルジェリア、モーリタニアに接している。面積26万6000平方キロメートル、人口約57万人(2015年推定)。
帰属については議論があり、亡命政権であるサハラ・アラブ民主共和国とモロッコ王国が領有を主張している。国際連合の「非自治地域リスト」に1960年代以来掲載されている。サハラ・アラブ民主共和国は「砂の壁」の東側の地域を実効支配し、アフリカ諸国と中南米諸国を中心に国家として承認されている。
砂の壁とは、西サハラ領域内を南北に貫く軍事的な境界線のことである。西サハラの領有を主張し、同地の独立を主張するポリサリオ戦線と対立するモロッコが、ポリサリオ戦線のゲリラ攻撃から沿岸主要都市を防衛する名目で建設した。
砂の壁はあくまで俗称だが、その名の通り、モロッコ軍がサハラ砂漠の砂を高さ数メートルに積み上げて作ったもので、その周辺は鉄条網と地雷で防御されている。
多くの地域をモロッコが実効支配(不法占拠)しているが、モロッコによる領有権の主張は大多数の国から認められていない。しかし、欧米や日本などの先進諸国はモロッコとの関係上からサハラ・アラブ民主共和国を国家としては承認しておらず、また同国は国際連合にも加盟できていない。
てな感じ。
詳しくはwiki大先生でご確認を。
西サハラはまだ領土が確定していないが、砂の壁より西側は、実質モロッコが実効支配しているので、ほぼモロッコと言ってもいいようだ。
だから、西サハラ(モロッコ)と記載させてもらった。
ビザも、モロッコのもので入ることができる。
ただし東側は危険であり、多くの地雷が未だに埋まっているらしい。
そのため旅が可能な地域は、西側に限る。
…
西サハラ側の国境を通過すると、多くのトラックがあった。
数件の飲食店とホテルがあり、今日はそこに泊まることにした。
本当はこんな場所すぐに移動したかったが、とりあえずディープを待ってみよう。
そこに併設しているレストランがこれ。
タジン鍋は、脂ぎとぎとであまり美味しくなかったな😅
味薄かったし。
西サハラなのに、モロッコの名物料理が出る。
やっぱり、ここはほとんどモロッコだ。
それにしても、ディープはビザ取得できるのかなー?
相変わらず振り回されている俺。
いつまでここで待つことになるのだろう…
Fin...
最後まで読んでくれてThanks❗❗
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