マンダ到着@いい出会いがあれば、悪い?出会いもありますわ。笑:経由地セネガル
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日本→タイ→マレーシア→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→タイ→ネパール→バングラデシュ→シンガポール→インド→ケニア→タンザニア→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ共和国→アラブ首長国連邦→セネガル→マリ共和国→ギニア→モーリタニア→西サハラ(モロッコ)→モロッコ→スペイン→日本
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誰かを助けることは義務じゃない、
自分のためなんだ。
まさしく、その通り❗❗
by こうの たかのり
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2017/1/29(Mon)
夜が明け、早朝。
国境が開いたようだ。
車内泊は、案外快適だった。
国境を通過しようとしている人は、思ったよりも多かった。
↑国境でいろいろと優しくしてくれた、セネガル人。
今回は無事に国境を通過し、セネガルへ入国できた。
そしてここからマンダまでは、約1時間の道程。
道中、すごく寒かった。
というのも、運転手が窓を全開にしたからだ。
朝の肌寒い時間帯に、窓全開で突っ走る車。
そして、防寒着を着用していないほとんどの乗客は、寒がっているようだった。俺も然り。
だけど、窓を閉めるように頼まない乗客達。
その理由は、運転手の立場が乗客よりも上だからだろう。
何でだよ(ーдー)
金払ってるのはこっちだぞー❗❗
立場なんてどうでもいいから、誰か言えよー。
そんなことを思ったが、もちろん誰も言わない。
チキショー❗❗
仕方がない、こうなったら外国人である俺が言うしかない。
俺は勇気を出して運転手に、「寒いから窓を閉めてくれないか?」と言った。
すると…
「ダメだ」
だって。
なんで、なんで、なんで⁉⁉⁉
何度言っても閉めてくれない。
理由も不明。
どういうことー(;_;)
そんな寒さに耐えながら、
午前10時、ようやくマンダへ到着した。
バス停には、多くの人がいた。
ここでお世話になったセネガル人とはお別れ。
次の目的地は、セネガルの和心へ寄りたかった。
だけど、この時点でかなり金欠⤵⤵⤵
泣く泣く諦めた。
そして、一気にモーリタニアという国へ向かうことにした。
バス停の客引きに、そこへ行きたい趣旨を伝えた。
すると、残念ながらモーリタニアまでの直行便はないのだと。
セネガルのカオラクという都市を経由して、そこで乗り換える必要があるのだと。
仕方がない、そうしよう。
更に、そこへ行くための数種類の移動手段も教えてくれた。
それは大型バス、バン、乗用車の三種類であった。
各乗り物の特徴として、乗用車は値段が高めで、大型バスは安いけど出発までに時間がかかる。
その中間のバンだったら、値段が手頃で、すぐに出発するのだと。
すぐに出発する?値段が手頃?
それはかなりの好条件だ。
バンは新しくてきれい。
このバンに決めた❗❗
チケットを買い、意気揚々とバンに乗り込んだ。
だけど…んっ?
乗客が満席じゃないぞ?
これで出発するのか?
…
はい、やられましたー。
待てど暮らせど、バンは出発せず。
騙された❗❗
結局は満席になるまで出発しないのだと。
くそったれやなーー!Σ(×_×;)!
まあ仕方がない。
車はキレイだし、これで行こう。
覚悟を決めて待つことに。
すると、車内では新しい出会いが。
その彼がこちら。
名前は申し訳ないが忘れてしまった。
というのも、彼の初印象は最悪だった。
初対面の俺に向かい…
「朝から何も食べてなくて、お金もなくなってしまった。だから、ご飯を買ってくれないか?」だって。
ふざけんなーー❗❗
甘えんじゃねーー❗❗
どんだけ図々しいんだよ❗❗
と最初は思った。
そして、一度は断った。
だけど途中から、これも運命なのか?、と思い始めた。
これは、恩を返すチャンスなのだろうか?
レミが俺の立場だったら、どうするだろう?
頭には、レミの顔が浮かんできた。
「はいはい、分かりましたよ。ご飯、奢らせてもらいますよ。」
そんなノリで、彼に卵パンと水を奢った。
だけど、それで調子に乗らせてしまったのか、その後も彼の要求は続いた。
「スマホのパワーバンクを使わせてくれ」だと。
ふざけんじゃねーー❗❗
俺だって充電ないのに、お前に貸してる余裕はないんだよ❗❗
親切受けるのが、当然と思ってんじゃないよ❗❗
ちょっと親切にしてやったからって、調子に乗りやがって。
と、イラついてしまった。
だけど、ここでもまたレミの顔が出てきた。
「分かったよ…ちょっとだけなら貸してあげるよ。」
そんな調子でスマホのパワーバンクを貸し、
昼ごはんを奢り、
袋水とピーナッツを奢った。
俺、どんだけいい奴なん⁉笑
断ろうとする度に、頭に出てくるレミの顔。
いい意味でも悪い意味でも、レミの呪縛ですな。笑
…
気付いたと思うが、彼に食べ物を奢っているということは、時間が過ぎているということ。
その時間は約7時間👀👀
長かった…
夕方5時過ぎ、ようやくバンが出発するようだ。
昨日の朝から数えると32時間が経っている。
かなり疲れが溜まってきていた。
だけどその後の道中も、疲れを助長する出来事の連続だった。
途中で、使い古されたバンに乗り換えさせられるし…
ようやく出発したと思ったら、バンの上に大量に荷物を積まれるし…
車内で、人が只でさえ密集していて暑いのに、エンジンが悪いのか足元から熱気が入ってくるし…
加えて、未舗装道路だから砂が車内に入ってくるし…
極めつけは、隣に座ってる"例の彼"に、夜ご飯を奢らされるし…
チキショーーー(ToT)笑
モーリタニアに着くまで、生きてられるのか?
ストレスで死んじゃうんじゃないか?
そんなことを思いながら、バスはカオラクに向けて走っていった。
Fin...
最後まで読んでくれてThanks❗❗
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