カンボジア十一日目① ― リハビリ施設見学~仰天の日本語学校飲み会~現地日本人飲み会
今日はけんたさんが、朝からリハビリ施設の見学に連れてきてくれた。
この病院は、主に地雷を踏んで下肢切断となってしまった人の義足作成やリハビリを行い、それ以外にも脳卒中や脳性麻痺、整形外科の患者さんのリハビリを行うところらしい。
病院へは少額の寄付をして入らせてもらった。
リハビリ室は屋外にあった。
平行棒や階段など、見慣れた設備もあった。
しかし、
岩!!!笑
これは日本ではお目にかかったことはない。
非常に難易度の高い練習に感じたが、年齢の若い義足の患者さんの訓練に使うのだろうか。
足元の悪い場所が多い、カンボジアならではの訓練設備である。
入って右側には
実際に使っていると思われる義足や杖が並んであった。
木で作られているものもあり、明らかに使い古されていたり、脆そうな物もあった。
これで歩けるのだろうか?
地雷の種類も掲示してあった。
生々しく感じた。
実際に装具を作っている部屋も見学させていただいた。
装具を削ったり、
型どったりしていた。
義足は本格的に作られているように見えた。
ただ、この人達は専門的な学校は出ていないらしく、自分で練習して学んでいるのだと👀
義手もあった。
思ったよりも装具は作られているのか?
たまたま時間が合わず、リハビリ見学はできなかったが、外来で来ているらしい患者さんと会うことはできた。
その患者さんは義足を装着していたが、足先は潰れており、かなり使い古されているように見えた。
けんたさん曰く、ここの病院は寄付から成り立っているらしく、理学療法士が一人在籍しているが、二ヶ月くらい給料が貰えておらず苦労しているらしい。
うーむ…
カンボジアでは義足は作られているみたいだが、それが皆に渡ってないのか?
経済的な理由で?
難しい問題だと感じた。
四肢の何れかを切断して五体不自由になった方の気持ちが完全に分かる訳ではないが、装具が提供されないことは過酷であるし、人生の選択肢がすごく狭くなるように感じる。
実際に若くして下肢を切断しており、物乞いをしている人を街では多く見かけた。
カンボジアは貧しい国だが大統領はお金持ち。
そのしわ寄せは障害者や子供が背負うのか。
見学後、けんたさんが日本食のお店へ連れていってくれた。
おにぎりと玉子焼き❗❗❗笑
久しぶりで、とてもおいしかったー(*^^*)
カンボジアでおにぎりが食べられるとは思ってもいなかったので、うれしかったです✨✨✨
その後は、最後の日本語学校に遊びに行ったのだが、そこではびっくり仰天の飲み会を学生さん達が開いてくれた。
次回へ続く