猪突猛進男の世界一周やらかしブログ

旅のテーマは"なし"。旅は自由に!!やりたいことをやり、見たいものを見て、いろんなことに猪突猛進になって挑戦する。そして今自分が感じたことを一番に!!書き綴っているブログ。

ケニケニャバの村、突撃訪問@高鳴る胸の鼓動。:マリday1中編

【ルート】

日本→タイ→マレーシア→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→タイ→ネパール→バングラデシュ→シンガポール→インド→ケニア→タンザニア→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ共和国→アラブ首長国連邦→セネガル→マリ共和国→ギニア→モーリタニア→西サハラ(モロッコ)→モロッコ



【リアルタイム】

23ヵ国目:モロッコ ワルザザート



【ブログ】

今までの人生で、感じたことのない胸の高鳴り。



恐怖、不安、興味、感動…

全ての感情がそこにあった。



あとは神様に運命を決めてもらうしかない。



by 猪突猛進男








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2017/1/12(Wed)




日が落ち始める中、林を村に向かって進んで行った。







幸いにも、同じ車に乗っていた男性アニが、ケニケニャバに行くらしく、付いていった。

アニは言葉が全く通じなかったが、道案内はしてくれた。







日が落ち、月が出てきた。

どうやら、今夜は満月のよう。

約10分歩くと、村が見えてきた。




村のほとんどの家は、木と土でできていた。

そして、各家で焚き火を始めていた。

薄暗がりでのその光景は、とても美しく、

また、俺の胸を高鳴らせた。







アニに、はぐれないよう必死で付いていった。

更に村の中を歩くこと、約10分。




そこには川があった。

数人が川を渡るためにボートを待って待機している。

まさか、川があるとは思わなかったので驚いた。

そして彼は、この川を渡ってマリに行くのだと。




えっマリ⁉⁉




この村は、セネガルとマリの国境にある村らしく、川を渡った先の村は、マリサイドになるのだと。




↑地図でよく見ると、川の上を国境が通っている。




でも、マリという国のイメージは怖い。

北部では紛争が起きており、外務省のサイトでも、マリの危険度は高いのだ。




マリか…怖いなー😣😣

このまま川を渡っちゃって大丈夫なのかな?

そんな疑問が出てきた。

そして怖くなり、一旦は引き返した。




だけどよく考えると、川を渡るだけで、村が変わるとは思えない。

それに、アニと出会ったことは運命なのかもしれない。

そして何よりも、川の向こう側を見てみたい、

と思った時、川を渡る決意をした。

再度川に引き返すと、アニはまだボートを待っていた。




待つこと5分。

ボートがやってきたので、ボートに乗り込んだ。







川は、辺り一面暗闇であったが、満月の明かりに照らされていた。

村の焚き火の明かりは、もう届いていなかった。

そんな光景は、すごく美しかった。

静寂と暗闇が包む川、それを照らす満月の月明かり。

月とはこれ程までに美しいものなのか、と考えさせられた。




だけど月明かりだけで、川の全貌を確認するのは不可能だった。

そしてその先に、どのような村が存在しているのかも分からなかった。




そんな状況が、俺の胸を更に高鳴らせた。

何もしていなくても、心臓の鼓動が聞こえてくるようだった。

恐怖なのか、不安なのか、楽しみなのか。

この時の感情は、正確にはよく分からない。

恐らく、全ての感情だろう。

でも、今までの人生で、最も胸が高鳴った瞬間だと思った。




そして10分程度で、対岸へたどり着いた。

ボートから降りるアニ。

俺もボートから降りた。

そして、どうしていいか分からずあたふたしていると、村の男性が話しかけてきた。

恐らく、通行料金で2,000CFA(1CFA=約0.2円)よこせ、と言っているようだった。

俺は即座に支払った。

そして、再びアニに付いていった。




村はセネガルサイドと大差がないようだ。

家の作りも同じである。

少し安心した。




5分程歩いたところで、アニに「お前はこれからどうするのか?」、と尋ねられた。

俺はホテルを探していることを伝えたかったが、ホテルという言葉が伝わらない。

フランス語だったら通じるのかも?、と思い、切っていたスマホの電源を入れ、辞書を開こうとあたふたしていると、アニはしびれを切らし、どこかへ行ってしまった。




待ってくれないのかー(ToT)




あわよくばアニの家に泊まらせてもらいたかった俺は、宛が外れた気分。笑

でも困った…これからどうしよう?




歩いていたら、村の誰かが声をかけてくれないかとも思ったが、誰も声をかけてくれなかった。

そもそも、村人があまり歩いていなかった。




こうなったら、適当に家を見つけて、突撃訪問するしかない。

そこで、キャンプテントを張らせてもらって、一夜を明かそう。

そう心に決めた。




ある一軒の家に狙いを定め、入って行った。

そして、そこの家の女性に話しかけた。

すると、家の人達が集まってきた。







ここにキャンプテントを張らせてくれないかとお願いしたが、やっぱり言葉が通じない。

でもこの家の人はとてもいい人だった。

「あっちに別の人の家があるから、連れていってげるよ。」と別の人を紹介してくれるよう。




よかったー(._.)




そしてこの家の男性が、別の人の家まで連れていってくれた。

そこはタマキという人の家だった。

はたして、タマキの家に泊まることができるのか?

今回は長くなってしまったので、次回へ続く。




Fin...



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