猪突猛進男の世界一周やらかしブログ

旅のテーマは"なし"。旅は自由に!!やりたいことをやり、見たいものを見て、いろんなことに猪突猛進になって挑戦する。そして今自分が感じたことを一番に!!書き綴っているブログ。

恐怖❗❗バングラデシュの洗礼@もう帰りたい(;_;):バングラデシュday1

【ルート】

日本→タイ→マレーシア→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→タイ→ネパール→バングラデシュ



【リアルタイム】

8ヵ国目:バングラデシュ ダッカ



【ブログ】

怖い、怖い、怖い。



恐怖を感じると、それしか考えられなくなる。



でもそれはデスロード。

破滅に向かっていくだけだと思う。



by こうのたかのり








~~~~~~~~~~~~~~~~



朝から体調は最悪(>_<)

熱を計ってみると…





ガーン(|| ゜Д゜)

39.6℃。



やっちまったー😱😱

やっぱり無理しすぎたかな😅

マラリアじゃなければいいけど…



でも今日はバングラデシュへの移動日。

飛行機も予約してしまっていたし、ネパールビザも今日までなので、移動しないわけにはいかない。



こんな体調で飛行機乗れるのか?

激ハードな国バングラデシュに行けるのか?



まあ不安はあるがとにかく行ってみよう🎵

だましだまし風邪薬を飲み、タクシーにて空港へ行くことに。



とその前に、昨日飲み会をした皆さんとのお別れ。

昨日は俺含め6人で飲み会をした。

皆さんとても個性的で、過去に多く旅を経験されており、現在も日本で役職について大変な仕事をされていたり、ネパールでビジネスをされていたり、世界各地を旅していたり、社会の裏事情に詳しかったり(笑)、話していてとても楽しく勉強になった。

その節はありがとうございましたー。



最後に皆でパシャリ。





と言っても、他のお二人は既に旅立ってしまっており、見送りができなかった。

風邪で起きれなかったことを言い訳にしつつ、その節は申し訳ありませんでした。

またこの中でも、しおりさん以外は今日ネパールから旅立つ組で、今思うと昨日出会えたことは運がよかったですな。



そんなこんなで皆さんとの別れを終え、ホテルでしおりさんと二人に。








こんなに熱があるのに、タクシー捕まえて、運転手と値段交渉して、飛行機乗るのは大変だぜー😢😢

死んでしまうぜー。

マラリアだったら尚やばいぜー。

みたいな話しをしおりさんにしていると、



「よしっ私手伝いますよ。」



と、しおりさん。



そして、





俺の分の荷物を持って降りてくれ(部屋は5階だったので大変だった)、





受け付けで記念写真を撮るカメラマンをしてくれ(ちなみに俺の格好は異常。笑)、





タクシーを捕まえて値段交渉をしてくれた(300ルピーで空港まで行ってくれるタクシーがなかなか見つからなかった😢😢)。



しおりさーん❗その節はいろいろとありがとうございましたー(*^^*)





タクシーが無事に捕まってよかった⤴⤴

今の俺の体力で値段交渉は大変だったから、すごく助かった⤴⤴








そんなこんなで無事に空港に到着。



↑保安検査場には長蛇の列。



出国審査と手荷物検査を済ませ、トリブバン空港にあるというEXCUTIVE LOUNGEというラウンジへ。



しかし探せど見つからない。

空港の係員に聞くと、どうやら保安検査場を通過する前にあるよう。

一旦保安検査場を出て、ラウンジを探したらあった( ☆∀☆)





カトマンズのトリブバン空港は世界の最悪な空港第3位という不名誉な称号を得ているらしく、確かに汚くてボロボロで、国際空港とは思えない。

だけどラウンジは意外とキレイ?

中に入ってみると、





おおー👀👀





おおー👀👀





おおー👀👀



とてもキレイで、バーカウンターもあって、軽食とは思えない程に料理も充実していて、最悪な空港にあるラウンジとは思えないくらいよかった。





風邪で食欲はなかったが、欲張ってこんなに食事を取っちゃった(^_^)

ちなみに、俺は楽天のゴールデン会員になっていて、プライオリティパスを持っているので、ラウンジ入り放題、食事や飲み物飲み放題🎵

頻繁に海外に行く方はプライオリティパスはマジでオススメ❗❗



でも風邪でビール全部飲めなかった😅








飛行機の出発時刻は午後1時45分。

順当にいくと、バングラデシュには午後3時35分に着く予定である。

夜に着くのは怖いので、ちょうどいい時間帯だと思っていた。

だけど、飛行機の準備がなかなか整わない。

少し不安に…



午後14時40分頃、ようやく飛行機に乗車開始。





まあこの時間なら夜に着かないだろうし大丈夫だろう❗

バイバイ、ネパール👋

楽しい時間をありがとうございましたー😌









待つ時間に比べて、飛行機に乗ってる時間はあっという間に感じた。

飛行機に乗ること約1時間30分。





バングラデシュの首都ダッカの街並みが飛行機から見えてきた✨✨✨

すごいビルの密集度👀👀

さすが人口密度世界一の国バングラデシュだ。



空港に着いて早々、アライバルビザを取得。





日本人は無料だった。

書類の記入は必須で、バングラデシュでの宿泊先の住所や電話番号を記載しないといけないので要注意。

先にメモっておいた方がいいかも。



俺はバングラデシュにはそんなに長く滞在する予定はなかったので、滞在期間を4日とした。

すると、7日分のビザしかもらえなかった。

恐らく予定滞在期間に応じて、ビザの期間が変わるのだろう。

長く滞在する可能性がある場合は、予定滞在期間を長めに設定しておいた方がいいかも。





空港は思ったよりも広くてキレイだった✨✨





今回は無事バックパックが送られてきていた。

ひと安心しバックパックをゲット。



さて、これからどうするか。



バングラデシュにはあじさいという日本人宿があり、そこを事前に予約しておいた。

テロなどの危険性もあるため、とりあえずそこで情報収集して、それからどう動くか判断しようという戦略。



俺はバングラデシュのお金、タカを所持していなかったので、まず空港のATMでお金をおろし、空港からオートリクシャーという三輪タクシーを使ってあじさいへ移動することにした。



とりあえず空港の出口付近へ向かうと、タクシーの受け付けがあり、そこで受け付けの係りから話しかけられた。

正式なタクシーの受け付けカウンターのようだったので、その人にオートリクシャーを依頼したかった。

そのためその係りに、バングラデシュのお金がないこと、あじさいという日本人宿へ行きたいことを伝えた。



しかし一向に伝わらない。

どうやらあじさいのことを知らないようだ。

住所を教えてくれ、と言われた。

でも痛恨のミスは、あじさいの住所や電話番号を携帯にメモしてなかったこと。



んーどうすればいいのか?

WI-FIが使えたらいいのだが…



そんなことを話しながらWI-FIも使えず困っていると、どこからともなく警備員の男性が現れた。



警備員「何か問題がありましたか?」



俺「ホテルに行きたいんですが、場所が分からずに困っているんです。」



警備員「場所はどこですか?」



俺「あじさいという日本人レストランなんですが…知ってますか?」



警備員「んー分からないですね。住所は?」



俺「住所は分からないんです。WI-FIが使えたら分かるんですが。あとバングラデシュのお金もなくて、ATMも探しているんです。」



警備員「ATMはこっちですよ。付いてきてください。」



警備員がATMへ案内してくれた。

親切な警備員に出会えてよかった⤴⤴

俺がATMと格闘している間も、その警備員はずっと待ってくれていた。

でもATMが使えず、お金をおろすことができなかった。

するとどこからともなく、もう一人の警備員が。



警備員②「大丈夫ですか?何か問題がありましたか?」



警備員「ATMを使いたいらしいんですが、ATMが使えないんです。」



警備員②「違うATMが外にあったと思いますよ。私が紹介してあげるから付いてきてください。」



うおーーー😢😢

この警備員達、最強のコンビプレーだ❗❗

ありがたい(*^^*)



初めての場所はやっぱり緊張するし恐怖もある。

ましてやバングラデシュはテロの驚異もある国で、空港も狙われやすい場所の一つ。

内心はやっぱりびびってしまうのが心情。

そんな中で突如現れた優しい警備員は天使に見え、俺は安心と感謝を覚えた。



そして空港から少し外へ出た場所に、別のATMを発見。

ここだったら自分でも発見できたかも?、なんて内心で思いつつも、警備員に対して感謝をしながら10,000タカ(1タカ約1.2円)をATMでおろした。

そして警備員に感謝を告げようとしたその時だった。





警備員「手伝ったんだから、チップよこせ。」





警備員の顔はもはやこれまでの仏顔とは異なり、すげー真顔。

半分恐喝まがいのドスの利いた声で、至近距離に詰め寄ってきてチップを要求してきた。



俺「えっ?チップ?」



警備員「そうだよ、チップだよ。手伝ったんだからな。」



俺「ん…」



俺はチップを上げることしか思い浮かばなかった。

急すぎる警備員の態度の変貌で、何が起こっているのか分からず、冷静な思考回路を失っていた。

お世話になったからチップをあげるのは当たり前、くらいにしか思えなかった。



お金をおろしたばかりだったので、500タカ札しかなかった。

どう考えてもチップにしては高い金額だが、小銭を持ってないのだから仕方がない。

500タカを渡した。



するとタイミングを見計らったように、



警備員②「俺にもチップよこせ。当然だよな。」



はい、分かりました。

もう一人の警備員にも500タカ渡した。



すると二人の警備員は、一瞬でその場を去っていった。

冷たい目線で俺を見つめながら…



チキショーー(>_<)



今思うと、ATMに案内してもらっただけでチップなんておかしい。

むしろ案内があいつらの仕事じゃないのか?

バングラデシュはいい人が多いと聞いていたので、カルチャーショック😣😣



警備員が去っていったので俺はその場に取り残され、一人ぼっちになってしまった。

でも不運はまだ終わらない。



終わってしまったことは仕方がないので、気を取り直してあじさいへ向かうためのオートリクシャーを探すことにした。

空港内のオートリクシャーは値段が高いと聞いていたので、空港から少し離れようと思い、空港の近くの大通りまで徒歩で出ていった。





空港バイバイ👋

それにしても人が多いな(^^;笑

ちなみに大通りまでの行き方を、道行くバングラデシュ人に聞いたがほとんどの人が無視。

バングラデシュ人はいい人じゃなかったの??



迷いながら歩くこと15分。

写真を撮る余裕がなかったのだが、空港から大通りに続く道はすごく人が多かった。

前に進まないくらいだった。

そんな人の多さと人の冷たさで心が傷ついた俺。

ガラスハートはとっくにヒビが入っていた。笑



そして大通りでは最後の難関が待っていた。

オートリクシャーを捕まえなければ。



不幸にも今日のバングラデシュは大雨だったよう。

水捌けの悪い道路には水が貯まっており、交通渋滞を引き起こしている。

そのためか、若干空気がピリピリしているようにも感じた。



そんな中、必死でオートリクシャーを探した。

何台か空車のオートリクシャーが通りかかったが、無視された。

大荷物を持っての一人歩きも危険なため、早くオートリクシャーを捕まえたい。



早くー😣😣



そんな願いが届いたのか探すこと15分、一台のオートリクシャーが止まってくれた。



よかった⤴⤴



でも値段交渉はしないといけない。

あじさいの場所を知っているのか確認し、値段交渉しているその時だった。



「バン❗、バン❗」



棒で何かが叩かれている音がした。



ふと振り替えると、俺が乗ろうとしているオートリクシャーを警察官のような服を着た男性が棒でぶっ叩いている。



えーーーどゆこと?Σ ゚Д゚≡( /)/エェッ!



俺が振り向いても叩くのを止めない。

しまいには、



「バン❗バン❗バリーーン❗❗」



オートリクシャーの窓ガラスをぶっ叩いたため、運転席の窓ガラスが割れた。



なんじゃこりゃーー⁉⁉⁉



恐怖から、俺がオートリクシャーに乗るのを戸惑っていると、運転手が俺に声をかけた。



運転手「早く乗れっ❗❗」



その言葉につられて、オートリクシャーに飛び乗った。

バックパックがドアの縁に引っ掛かりながらも、何とか乗車。



いやーあれは文字通り飛び乗るといった感じで、映画みたいな感覚だった。



怖かったー((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル







バングラデシュ人は怖い。

すっかりそんなイメージがついてしまった俺は、オートリクシャーの運転手にもびびっていた。

でもオートリクシャーの人はいい人だった。

割れた窓ガラスに対しても「窓ガラスが割れちまったよー」くらいな感じで、怒ったりはなかった。

お金は払ってくれと言われたが…笑



ところが、その運転手はあじさいの場所を知らなかった。

ジャパニーズレストランと言えども全然分からない。

事前に住所をメモしてなかったことをひどく後悔した。



更に道路はこんな感じ。






なんじゃこりゃ( ゚Å゚;)笑



もはや洪水でも起こったんじゃないかと思うくらい浸水していた。

これに加えて、とんでもないくらいの渋滞。

そして辺りも暗くなり始めていた。



やばい❗❗



暗くなってのバングラデシュは怖いぞー?

もはやあじさいに行くことは諦めた。

どこでもいいから、近くのホテルに行ってくれ❗❗

そう運転手に頼むと快諾してくれ、近くの高級ホテルに連れて行ってくれた。

値段が気になったが、背に腹は変えられない。



15分後、高級ホテルに到着。



オートリクシャーの運転手には、窓ガラスの弁償代も含めて2,000タカ支払った。

もしかしたら修理代は支払う必要がなかったのかもしれないが、単純に申し訳なく思えてきた。

修理するの大変だろうし、とか思ったりもして、怖かったのもあって支払った。



ホテルは6,000タカだった。





部屋はめっちゃめちゃ豪華。

でもここでも気が抜けない。

先払いで6,000タカ支払ったのに、領収書がもらえなかった。

しつこく領収書をお願いしたが、断固として領収書を渡そうとしない。

作成するのに時間がかかるのだと。

だったらお金を返してくれだとか、お金を渡している写真を撮らせてくれだとか言ってみたが了承が得られない。

最終的には、出ていくか?と言われたので、それだけは勘弁だと思い、渋々領収書なしで泊まることに。

もう一回6,000タカ支払う覚悟をした。



でもさすが高級ホテル。





領収書を後で届けてくれ、確認の電話までくれた。

ほっとひと安心。

よかった⤴⤴



そして今日の出来事を話すために、日本の友達に電話をかけまくった。笑

話さずにはいられなかった。

友達と話して、ようやく真に心が落ち着いた。



それにしても今日はすごい一日だった。

こんな一日あるの?笑

今までの人生で一番長い一日だったかも。

というか、明日バングラデシュを出ようか?笑

マジで考えるわ。

この国怖すぎ(>_<)

ブログで見たのと全然違うじゃん💦💦



そんなことを考えながら、明日からの予定を考えるのが精一杯。

明日からどうしようかな?マジで。笑



Fin...



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