猪突猛進男の世界一周やらかしブログ

旅のテーマは"なし"。旅は自由に!!やりたいことをやり、見たいものを見て、いろんなことに猪突猛進になって挑戦する。そして今自分が感じたことを一番に!!書き綴っているブログ。

火葬場へ@こんなとこでも金、金、金❗❗笑:インド day5

【ルート】

日本→タイ→マレーシア→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→タイ→ネパール→バングラデシュ→シンガポール→インド



【リアルタイム】

10ヵ国目:インド バラナシ



【ブログ】

世界には自分の価値観をぶっ壊す力があると思う。



自分は今まで狭い世界で生きてきた、狭い価値観を持った人間だ。



もっともっと自分の価値観をぶっ壊す旅がしたい。



by こうのたかのり








~~~~~~~~~~~~~~~~





10月28日




今朝は、バラナシの映画館へ行ってきた。

サンタナからは歩いて20分くらいの場所に映画館はあった。




↑古めの建物







チケットはクラスで別れており、今回は一番高級なダイヤモンドクラスの200ルピー(1ルピー約1.5円)を選択。

安い❗❗




↑ポップコーン屋はシケてる。笑







でもポップコーンとコーラ購入。

90ルピーなり。

安い❗❗







映画館は日本と遜色ないですな。

少し狭いけど…

少し椅子汚いけど…笑




見るのはインド映画。

ヒンドゥー語のため、内容は全く分からん❗

と思いきや、意外と分かる✨✨




と言うのも、ストーリーがベタで分かりやすがった。笑




内容を簡単に伝えると、ラブコメディで、男女が知り合い、男がその女のことを好きになり告白するが女には彼氏がいる。

女は迷ったものの、彼氏を選択。

だけど女は男のことを忘れられず、どんどん男への気持ちが強くなって、最終的には彼氏よりも男を選ぶ。

両想いになってチャンチャン🎵




ベタか❗笑




でもインド人と日本人の映画文化の違いを発見した。




其の一.新しい登場人物が登場すると、会場が沸く。


実際に俳優が現れたみたいに歓声が沸き上がったり、拍手が起こったりする。笑

純粋な感情を表現する様子に感銘を受けた。




其の二.途中休憩がある。


これはいい❗❗

映画が一時間程経過し、途中で宣伝に変わったのでその間にトイレに行けた。

長時間のトイレ我慢が苦手な人には嬉しい制度。

是非日本でも導入してほしい。笑




映画はベタすぎて途中で飽きちゃったが、違う文化を感じることができて楽しかった。









夜はブルーラッシーという店で、宿の皆でラッシーを食べた?飲んだ?




↑奥と真ん中はラッシー。右手前はオールフルーツラッシー。えげつないフルーツ。笑




ブルーラッシーはバラナシで有名なお店で、濃厚でうまかったー(*^^*)




そしてお店で歓談しているその時❗❗







人がタンカーに乗せられ、それを男性4名くらいで、掛け声をあげながら街中を運んでいる場面に遭遇。




これは例のやつか⁉⁉⁉

こんな街中で堂々と運んでるのか👀👀👀




気になった俺達は、後ろから付いていってみた。




↑途中、薪が大量に積まれている場所があった




付いていくと遺体の火葬場に到着。

火葬場は写真撮影禁止だった。




↑遠目ではこんな感じ。




これが火葬場かー👀👀👀




火葬場はガンジス川の辺りに位置していた。

街から川へ続く階段があり、遺体が乗ったタンカーは階段を降りていき、ガンジス川に全身を浸けられた。

最後の沐浴らしい。




火葬場には4箇所ほど薪が積まれている場所があり、その上に全身包帯で巻かれた遺体があった。

そしてその上にまた薪が積まれており、薪で遺体をサンドイッチにしているような状態。

火葬は、その薪に火を付けることで、ゆっくりと遺体を燃やしていくようだ。

3時間は燃やすらしい。

そして遺灰になったら、それをガンジス川に流すのだと。

後には何も残らないらしい。




ヒンドゥー教では、ガンジス川で沐浴をすることで全ての罪は清められ、遺灰がガンジス川に流されれば、輪廻天生を繰り返さずに安らかに眠れるとの教えがある。

これはヒンドゥー教徒にとって最高の幸福と言え、ここで死ぬことを目指す人もいるくらしい。




写真撮影禁止のため、実際に火葬場面を見た俺の感想をちょこっとだけ。




まず見ていて気付いたことは、火葬を見守る家族がいないように感じた。

取り乱したり、涙を流している人がいなかった。

また、こんな場所にも関わらず牛や犬がたくさんいて、糞もたくさん落ちており不潔だった。




そのためか、最初は遺体を燃やしているという実感がなかった。

今ここで何が起きているのか、分かっているようで分かっていなかった。

だから、すげーとしか思わなかった。




そんな気持ちで火葬を見ていると、変な男が話しかけてきた。

どうやらその男は、この火葬場の案内をしようとしている様子。

俺達に案内をしてお金をぼったくるつもりだろう。

丁重にお断りした。




すると次は別の男性が話しかけてきた。

ここには外国人は入ったらダメだから、階段の上へ行け、と言ってくる。

そして俺がそこへ連れて行ってやる、と。

これも階段の上でお金をぼったくるつもりだろう。




こんな場所で金かーい❗❗




神聖な行為をしている場所で、失礼とは思わないのだろうか?

文化の違いを感じた。




しつこく言われ、仕方なく男に付いて行ったが、階段へ上がる途中で別の道へ逃げ込んだ。

男は俺達に付いてきたが、無視するとそれ以上は何も言わなかった。




逃げた先は、先程の遺体を焼いている場所のちょうど真上だった。

そこから火葬を眺めると、煙が顔に降り注ぐ。




目が痛い❗❗



そう思ったが、煙たさを我慢しながら遺体が焼かれていく様を眺めた。

途中、遺体の首がグイッと左側に反った。




この光景を見て、うちの祖父や祖母が火葬された時のことを思い出した。

もちろん祖父や祖母が亡くなった後、実際に焼かれている様子は見ていないが、焼かれている姿はこんな感じだったんだろう、と想像。




そんな事を考えていると、ヒンドゥー教徒と思われるおじいさんが、近くにある礼拝所のような場所へ入れと言ってくれた。

普段は外国人が入れそうなでな場所でなかったため、俺達は喜び、そこでお祈りをさせてもらうことに。

お祈り後、礼拝所で歓談をしていると、インド人がマリファナを手に取り、俺達に見せてきた。

そして、マリファナの押し売りが始まった。




ここでも金かい❗❗




こいつらは何なんだ(^^;

せっかくの雰囲気がぶち壊し。

失望しつつも、誘いを断り帰宅した。









夜は皆でホテルで飲み。

バラナシもまた楽しい場所だ。




そして今ブログを書きながら、あのときの気持ちを再整理。

火葬場はもっと重苦しい雰囲気かと思っていたが、意外とそうでもなく感じた。

なぜだ?




現地の人達が火葬を、当たり前の流れ作業のように行っていたからか?

一日100体も火葬するらしいので、流れ作業になってしまうのか?




そして、「悲しい」や「辛い」という空気をあまり感じなかった。

これはヒンドゥー教の文化で、聖地バラナシで死ぬことを幸せだと位置付けているためか?




うむ…文化の違いは、死に対する考え方をも変えるのだな。

死ぬことは嫌なことや辛いことだと思っていたが、一概にもそうは言えないらしい。




いろんな世界がありますな。




そう思った今日この頃。




Fin...



 拙い文章ですが、最後まで読んでくださりありがとうございます。ブログもし気に入ったら↓↓下記バナーをクリックください。そしたら嬉しいです。笑

×

非ログインユーザーとして返信する