猪突猛進男の世界一周やらかしブログ

旅のテーマは"なし"。旅は自由に!!やりたいことをやり、見たいものを見て、いろんなことに猪突猛進になって挑戦する。そして今自分が感じたことを一番に!!書き綴っているブログ。

ラオスで感じたこと

ラオスで一番印象に残ったのは、貧困と山と危険だ。ラオスは内陸国であり、国土の8割が山地で、人口の68%が農山村部に住み、農業を営んでいるらしい。ラオスのバス移動は、そのような農山村部を移動することが多く、そこに住んでいる人の生活を垣間見ることができた。農山村部の人の家は、殆どが木で作られていた。山際に建っている家もあり、災害には弱そうだった。 案の定大雨の後は、電柱が倒れていたり、家屋や道路が大破している場面を見かけた。道路には土砂崩れが頻繁に起こっており、何度も通行止めを経験した。もし土砂崩れに巻き込まれたら、と思うと恐怖を感じる。恐らくこれらの被害は、今に始まったことではないだろう。雨季には何度も大雨が降り、その度にこのような被害を経験していると思われる。貧困であるが故に被害が大きくなりやすく、災害に対する対策を行うことができずに、被害を繰り返す。貧困と危険は隣り合わせなんだと感じた。

そもそもラオスの貧困の原因は、産業の不足もあるらしいが、戦争も影響しているんだと。詳細は前のブログに載せてあるが、ラオスの戦争はまだ終わっていない。戦争が貧困を産み、貧困が危険を作る。負の連鎖。この負の連鎖から抜け出すのには、すごく時間がかかるだろう。本当に悲劇だ。日本は幸せな国なんだと改めて実感した。

ビエンチャンはとてもいいところであり、戦争の影響は感じさせなかった。街がキレイで整っており、ゴミも少ない。他の東南アジアの諸国に比べて、清潔に気を使い、きちんとしている人が多い印象を受けた。首都のため都会の匂いを少し感じたが、まだまだ発展途上であり人はとても親切。そこで出会ったポンさんは、セキュリティオフィスという、警察よりも上の防犯能力を持つと言っていた仕事をしており、誇り高く暖かい雰囲気を感じた。

ラオス人は、穏やかでのんびりした人が多いと感じた。慌てたり、急いだりする人を見たことがない。バスで土砂崩れにあっても、慌てない、バスの遅延は当たり前。運転も穏やかで、マナーよし。良くも悪くも、のんびりーとした空気が流れていた。

まとまりのない文章となってしまったが、ラオスの雰囲気や人柄、景観は大好きになった。これからの復興には、気の遠くなるような作業が必要だと感じるが、ラオスの今後の発展を影ながら応援したいと思う。

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