猪突猛進男の世界一周やらかしブログ

旅のテーマは"なし"。旅は自由に!!やりたいことをやり、見たいものを見て、いろんなことに猪突猛進になって挑戦する。そして今自分が感じたことを一番に!!書き綴っているブログ。

タイで感じたこと

 タイ人に悩みはあるのだろうか?近代文明と古くからのよき文化が融合する街バンコク。バンコクでは皆が自由気ままにいきいきと生きているように見える。渋滞の中、車の間ギリギリをすり抜けていくバイク、仕事中に堂々とスマートフォンを扱う人、日中仕事もせず酒を飲み、ゲームを楽しんだり道端でダラダラしている人、自分が生きるために人を騙したり、ものごいをする人、オカマやゲイ、オナベ。最初は疑問に感じたが、この素晴らしい街を経験した今は、その全てが滑稽に見え、タイ人が自分らしく生きている結果のように見える。近代文明を取り入れつつも、それに溺れることなく、自らの生きる道を貫いている人が多いのではないだろうか?

 タイで知り合った、現地人のターさんはまさしくそういった人物であった。人との繋がりや対話を重要視する人で、富を求めていない。生活は裕福ではないが、心がとても豊かで愛に満ち溢れている。感情を隠すことなくストレートに表現するため嫌味がなく、自分のやりたいことをやっている。そのため、毎日が生き生きとした生活を過ごせている。

 タイは東南アジアで唯一植民地になってない国。思えばマレーシアは、様々な文化が融合しているが、それが故に、個性が少なく感じた。タイは個性の塊。変な人、いい人の集まりが、植民地にされずに、あるがままの姿で成長していき、あるがままに今も生き続ける。そんな印象がある。だからとても魅力的な国に感じる。目に写る景色の一つ一つの景色が面白く刺激的で、タイに心を奪われる日本人が多いのはこのためか。

 ただし貧富の差は大きい。タイに代表されるゴーゴーバーという売春店の女性は月に70万円程の給料をもらっていたり、外資系の企業に勤めている外人の給料は日本と同程度もらえるらしい。しかし、現地人の一日のアルバイト料金は1000円程度で、月給にすると約3万円。田舎の方では更に安くなり、自給自足で生活している人が多いと。得を求めないとする、上座部仏教の人が多いためであろうか。野心がある人は少ないようだ。

 上記したように、タイは様々な顔を持ってい印象があり、おれの感じたことがタイの全てであるとは到底思えない。それほどタイは奥深い国だと思った。だから魅力は満載。バックパッカー旅行で最初の国に選んで大正解だった。タイでの経験は一生の宝物です。

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