タンザン鉄道の旅@長い旅の果てに待っているものは⁉:タンザニア day14、ザンビアday1,2
【ルート】
日本→タイ→マレーシア→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→タイ→ネパール→バングラデシュ→シンガポール→インド→ケニア→タンザニア→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ共和国→アラブ首長国連邦→セネガル
【リアルタイム】
19ヵ国目:セネガル ダカール
【ブログ】
何もしない時間。
ついつい無駄に感じてしまう。
何もしない勇気、すなわち自分を休める勇気。
日本にいると、なかなか難しい。
by こうのたかのり
~~~~~~~~~~~~~~~~
2016/12/9(Fri)
今日からタンザン鉄道の旅が始まる。
タンザン鉄道は、タンザニアのダルエスサラームからザンビアのカピリムポシまで延びている鉄道である。
※イメージ図
火曜と金曜の週2回しか運行しておらず、ダルエスサラームからカピリムポシまでは約48時間。
ハードな移動になりそうだが、覚悟の上。
しかも、ここからは仲間が。
ケニアのナイロビでも出会った、たくや君といっぺい君。
実は昨日、ダルエスサラームのホテルで再会したのだ。
あまりの嬉しさで、俺の写真の顔が気持ち悪いくらいの笑顔になってるでしょ?笑
そして写真は、オートリクシャで鉄道の駅まで向かっているところ。
いかんせん、タンザン鉄道の情報は少なく、不確定な部分もあったため、思いきって駅へ出向いた。
タザラ駅🎵
ここで鉄道チケットの予約、電車への乗車ができる。
チケット売り場。
タンザン鉄道は人気の路線であり、当日チケットが満席であることもしばしばだとか。
そのため、今日予約できるか心配だった。
でも、運よくチケットがあった。
一等車しかなかったため、少し高値だったが。
出発は14時半だと言われた。
現時刻は午前10時過ぎ。
この時間から電車を待っている人はほとんどいなかった。
タンザン鉄道は、大幅な出発時間の遅れがあることでも有名であり、これからの待ち時間が長くなることが予測される。
不安だな。
何して過ごそう?
もし一人旅だったら、もっと不安で、もっと暇だったんだろうけど…
だけど、今回は心強い仲間がいたので、皆で話したり、行動したり、ボーッとしたり。
何だかんだ楽しい待ち時間を過ごせた。
ホームには、だんだん人が多くなってきた。
気付けば時刻は14時半を越えている。
いつ出発すんのかなー?
結局、16時前に乗車開始。
電車内はキレイ❗
電車は中国製らしく、最近新らしく作られたのだと。
反対の線路上では、白いタキシードの男性とドレスに身をまととった女性数人が、ダンスをしていた。
何かの音楽PV撮影でもしてるのだろうか?笑
いざ出発ー\(^o^)/
ちなみに一等車は、一部屋4ベッドだった。
広々とスペースを使えたので、とても快適⤴⤴
二等車は一部屋6ベッドなのだと。
そしてお腹ペコペコだったので、早々に食堂へ向かった。
食堂は意外と立派だった。
今日の昼食兼、夕食はチキンとご飯と野菜❗
なかなか味付けが良くて、うまかった(*^^*)
でも今後、この味付けに悩まされることになるとは…笑
満腹になり、部屋へ戻った。
車窓からの景色🎵
壮大な草原が広がっており、沈む夕陽は美しい。
こんなアフリカの壮大な草原の中を、ちっぽけな人間が電車で走っていることを実感し、なんだか楽しくなってきた。
そんな中にも、集落は存在していた。
人間てすごいな❗❗
どこでも住めちゃうんだ👀
電車は速度が遅かったため、窓を全開にし(夜は虫が入ってきたけど)、心を無にして、この壮大な草原をずっと眺めていた。
これからの電車旅は、長くなりそうだ。
~~~~~~~~~~~~~~~
2016/12/10(Sat)
翌朝。
食堂は朝から賑わっていた。
朝ごはんは、ソーセージとスクランブルエッグとパンだったかな?
記憶になし、写真もなし❗笑
若干値段が高めだったが、美味しくいただけた。
それからは、特に何をするでもなく、だらだらと部屋で過ごした。
途中、停車した駅では
物質の補給が行われていた。
↑空き瓶を持ち出す、係員
なるほど❗
48時間もあれば、電車内の食料や飲み物は尽きるよな。
ちなみに、電車内にはbarと食堂しかなく、売店はない。
そのため停車時に、外を徘徊している物売りから、果物やお菓子などを購入していた。
…
時間は過ぎ、夕方。
ザンビアとの国境に近づいてきた。
すると、美しい景色が✨✨
辺り一面、銀世界゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
この街は、ほとんどの家の屋根がアルミの素材でできているのだろう。
インドやモロッコには、青やピンク、カラフルな街があると聞いたが、こんなところに銀色の街があったとは驚きである。
↑鉄道に興味を持ち集まってきた、銀色の街の子供達。
そして国境に到達した。
↑ザンビアの国境付近の市場。多くの人々。
ここはもうザンビアである。
待っていると、部屋に人が入ってきた。
これは、タンザニアの出国審査をする人。
あっさり出国スタンプを押してくれた。
次に入ってきたのは、
ザンビアの入国審査をする人。
これもまた、あっさり入国スタンプがもらえた。
以前は、ザンビアとジンバブエの合同ビザが発行できたようだったが、現在は廃止されており、発行してもらえなかった。
でも、何はともあれザンビア入国🎵
と同時に、今日の仕事はこれで終了❗❗
あとは寝るだけ。笑
東京で仕事をしていた頃は、「もっと時間がほしい」と思っていたが、現在は、「早く時間が過ぎてくれないか」と思う。
不思議。
無い物ねだり❗笑
まあ、人間そんなもんか🎵
夜までボケーっとしながら、たまに景色を見ながら、たまに将来のことを考えながら、ゆっくり過ごした二日目だった。
~~~~~~~~~~~~~~~
2016/12/11(Sun)
今日も朝から皆ダラダラ。
というか、ダラダラしかすることがない❗❗笑
今、日本で働いてる人がこのブログを見てくれていたら、この状況を非常に羨ましく感じていると思う。笑
へへーん(゜_゜)笑
でも当の本人達は、早く着くことを願っていた。
何にしろ、一番辛かったのは食事❗❗
食堂のレパートリーが少なすぎるのだ。
初日に食べたチキンに加え、全く同じ味付けのビーフとフィッシュ、ソーセージしか置いていない。
いくら美味しいとは言え、同じ味付けを毎回食べるのは辛かった。
食堂はこんなに立派なのに…
でも、あれっ?
隣の席の人達が、何か別のものを注文しているぞ?
違うメニューがあるの⁉⁉⁉
羨ましく思ったが…
虫だった。笑
芋虫?を食べる隣の席の人。
こんなもの、文化の違う日本人が食えるかい❗❗
思わず突っ込みたくなった。笑
まあ食える人は食えるんだろうけど。
…
時間は経過して、18時過ぎ。
電車に乗って、かれこれ50時間以上経過した。
いい加減に飽きてきた。笑
日も沈みかけている。
出来れば明るいうちに着きたかった。
というのも、到着地であるザンビアのカピリムポシは、首都のルサカから離れている。
出来れば早めにルサカに向かいたいからだ。
時間が遅くなる程、リスクは上がる。
そんな期待とは裏腹に、到着したのは19時過ぎ。
合計、51時間越えの鉄道旅。
疲れたーー( >Д<;)
↑出口には沢山の人。
でも、もたもたしていられない。
早く乗り合いバンを探して、ルサカに移動せねば。
↑駅には、多くの乗り合いバンやタクシーが。
よしっ、乗り合いバンでルサカまでひとっ走りじゃ❗❗
なんて思っていたが、まさかのバンは発進せず。
聞くと、国の法律で、夜は公のバンが走るのは禁止されているのだと。
個人的なタクシーや、乗り合いのバンは運行していたが、あまりの値段の高さに驚いた。
「どうする皆?」三人で話し合った。
結果、
「駅で野宿しちゃいますか🎵」てな感じに決定❗❗笑
でも、駅に野宿できる場所はあるのだろうか?
これから、波乱万丈の長い夜が始まるのだった。
Fin...
最後まで読んでくれてThanks❗❗
下記バナークリックにて、ブログランキングあっぷ⤴⤴
↓↓ココ🎵プリーズクリック( ≧∀≦)ノ