カンボジア五、六日目② ― 決意の路上マッサージ
路上マッサージ二日目は、看板を改良した。
文字を大きくして見やすく、そして値段を書いてみた。
一番重要なのは場所探し。
おれが探していたパブストリート周辺は、他の路上パフォーマーが見当たらない。
シェムリアップは取り締まりが厳しいから他の路上パフォーマーは少ないのか?
そんなことをけんたさんに相談すると、けんたさんが手伝ってくれた(*^^*)
けんたさんがいてくれればかなり力強い⤴⤴
けんたさんとは20時に合流した。
けんたさん曰く、以前にトランポリンで稼ぎながら世界を回っている人がパブストリートでパフォーマンスをしたところ、警察から撤収の命令が下ったが、そこまで大掛かりでなければ3$程度を警察へ貢ぐことで路上パフォーマンスを継続できるらしい。
なるほど❗❗
そして、おすすめの場所も教えてくれた😄
橋❗
確かに、ここにはもの乞いや、別のパフォーマーがいた。
この人はギターを弾きながら歌を歌っていた。
けんたさんがこの人と話してくれ、横に陣取る許可を頂けた。
けんたさんがケーシーを持ってきてくれ、外見が整った✨✨✨
小銭入れの中には予め自分のお金を入れておき、稼いでいる風に見せた🎵
客の第一号はけんたさん。
夜に予定があるにも関わらず、マッサージを受けてくれ、1$小銭入れに入れてくれた。
感謝としか言い様がない。
プロの理学療法士にマッサージを提供するのは緊張したが、けんたさんの人柄だったから安心できた。
その後けんたさんは予定があるとのことで、一人に。
今日の目標はフリーでもいいから、一人でもマッサージを受けてくれること。
欧米人でもカンボジア人でも誰でも構わないから、一歩が踏み出せたらうれしいな✨✨✨
そんな思いで看板を掲げるとこ30分。
一人のカンボジア人男性が現れ、声をかけてくれた。
「マッサージ?」
「そうだよ。」
「肩の?」
「そうだよ。」
「トライできる?」
「お金いらないから、やっても大丈夫だよ。」
「オッケー、トライするよ」
と言って肩のマッサージを受けてくれた。
周囲の人は興味を持ちつつも、実際に受けてくれるまでは至らなかったので、とてもうれしかった。
肩のマッサージ開始。
おれとしては一般的な肩のマッサージだけでなく、肩甲帯や脇下などのマッサージをしようとした。
しかしこの男性はくすぐったくなってしまい、マッサージは少ししかできなかった。
うーむ難しい。
日本でも感じたことだが、人によってマッサージのニードが異なっているので、その人が満足する方法を一回で見極めないといけない。
この男性に対して、それができなかったため反省。
もっと方法を考えてみるか。
その後話しを聞くと、彼は24歳のトゥクトゥクの運転手で、仕事にとても疲れたらしい。
そして、おれのことをマイフレンドと呼んでくれるようになった。
記念に写真をパシャリ
お金はフリーだったが、友達になれて楽しかった⤴⤴
お金だけでない現地人との関わりができるのも、路上マッサージのいいところなんだろな( ☆∀☆)
そしてその後も二人のお客さんに恵まれた。
この二人は兄弟で、最初から興味を持ってくれたが、実際にマッサージを受けるまでは時間がかかった。
でもこの二人もFacebook交換をして友達になれた😁
マッサージはフリーだった。
今日の目標は一人でもお客さんが来てくれることだったので、目標は達成できたー⤴⤴
そして友達もできた(*^^*)
でもお金を落としてはくれなかったなー。
やはり欧米人じゃないとお金を望むのは難しいらしい。
シェムリアップは観光の街だから欧米人が多いが、欧米人はカンボジアを楽しみに来ているので、路上パフォーマンスにはあまり興味がないのか💦
お金にならないなら、メリットとリスクを比較して、今後の活動を検討なければだ。