カンボジア五、六日目① ― 決意の路上マッサージ
とうとう決意しました❗❗
前々からやってみたいと思っていた路上マッサージ。
旅をしていて、命の次に大事なのがパスポートで、その次がお金。
三番目に大事なお金を稼ぐことができたら、旅がとても楽になると思い手段を模索していた。
ネットで調べると、路上で歌を歌って稼いでいる人はたくさんいるようだが、おれは歌が歌えない。
そこで思い付いたのが路上マッサージ❗❗
いろいろ調べると、路上でパフォーマンスでお金を稼ぐことは違法らしい😅
そのため、怖くてできていなかった。
でもけんたさんからの情報より、警察に見つかっても立ち去りを求められるか、軽い罰金で済むだけとの情報を聞いた。
それだったらやるしかないでしょ❗
と決意を固め、とにかく一回路上に出てみることにした。
一日目は一人で出掛けた。
あまり地理に詳しくなかったので、パブストリートという一番賑わっている通りでやろうと思ったが、あまりに人が多すぎてトラブルも怖いと思ったため、パブストリートから一本外れた道を選択した。
人通りは多くも少なくもないといった感じ。
隣にはお店があるが、ゴミ捨て場もあり、多少汚ならしい。
お店が閉店していたため、そこの前に黒いビニールを敷いて
このような看板を抱えて陣取った❗❗
麦わら帽子に小銭入れにして、ここへ任意でお金を入れてもらうようにした。
今日の目標は、取り敢えず一時間座っておくこと❗❗
何事も行動してみることが重要だと個人的には思っているので、とにかく座ることで雰囲気を感じ、少しでも場馴れしようと思ったからだ。
実際座ってみた感想は辛い(;_;)
通りすぎる人の目線が、冷たくもあり、呆れた顔もあり。
そういった人からの目線を一番に辛く感じた。
やはり、ここでも重要なのは人みたい。
あとはお尻が少し痛かったが、それは我満できる範囲だった。
座っていると、
このような屋台が前に現れた。
おれのスペースは屋台が使うスペースなのか?
そう思いながら恐る恐る屋台の店主に聞いてみると、
「イッツオッケー」
と許可をいただいた😄
危なかったー(^_^)
ひと安心して、何とか一時間座ることができた。
しかし、お客さんはゼロだった。
やはり場所が悪いのか。
薄暗く、ゴミが近くにある汚ならしい場所。
そして椅子がないことも、お客さんがマッサージだと認識しづらいポイントであるように感じた。
看板にお金を書くと、更に認識は高まるのかもしれない。
そう思い、明日はもっと明るくて汚くない場所で、椅子を購入し、看板をもっと見やすいものにして路上へ出てみることにするか。
それにしても今日はとてもいい勉強になった。
お金を稼ぐことの難しさを肌で感じた。
これで自分を鍛えれば、なんだか成長ができる気がする。
そんなことを感じた路上マッサージだった。