猪突猛進男の世界一周やらかしブログ

旅のテーマは"なし"。旅は自由に!!やりたいことをやり、見たいものを見て、いろんなことに猪突猛進になって挑戦する。そして今自分が感じたことを一番に!!書き綴っているブログ。

タイ2nd十二日目 ― タイのリハビリ見学

今日は念願であった、タイのリハビリ見学ができたーー😆😆😆



前々からターさんにお願いしていたが、ターさんが行きたくない感じで、なかなか行けてなかった。

一人で行くことを伝えても、言葉が通じないからと許可が頂けず😅



でも今日行くことを渋々約束してくれていたターさん。

とうとう、今日行ってきました(*´▽`)



今日は二つの病院のリハビリを見学してきた。



一つ目はバムルンラード国際病院という、バンコクの中心部に位置し、おれが予防注射を受けている非常に大きな病院。





今日も予防注射だったので、リハビリのことを聞いてみると、見学をしていいと。





リハビリ室到着。



写真の許可は降りず写真は撮れなかったが、スタッフらしき女性が部屋内を案内してくれた。

ここのリハビリは外来の患者のみのようで、作業療法はしていないといった感じ。

大型のトレーニングマシーンが置いてあり、半個室のマッサージ部屋のような部屋が8部屋程あった。

白衣を着た人はざっと15名程はいただろうか。

主に脳卒中の患者がほとんどなようで、下肢装具の選定や上肢の体操などを行っていた。

ただ、時間的に患者が少なかったのか、数名しかリハビリは行っていなかった。



病棟にも上がってみた。





全てが個室👀





部屋はめちゃくちゃ広くてキレイ✨





ナースステーションほホテルの受け付けのような感じ。



ターさん曰く、この病院は外国人向けで、とても高価な病院らしい。

確かに、タイ人はあまり見かけていない。

入院患者も若い人が多そう。

リハビリが外来だけしかやっていないのは納得した。



次に向かった病院は、ターさん宅近くにある、赤十字病院。





ここはタイ人のみが利用する病院らしい。

建物は大きいが古く、バムルンラード国際病院に比べると清潔感は低いといった感じ。

ターさん通訳のもと、リハビリが見学したいことを伝えると、快く見学させてくれた。





リハビリ室の一部の外見だけ撮影したが、この病院もそれ以上は写真許可が降りず写真は断念。



ここのリハビリ室は35畳程度の理学療法室、20畳程度の作業療法室、15畳程度のADL室、25畳程度の発達障害児に対する作業療法室、30畳程度の発達障害児に対する理学療法室と、かなりの大所帯。

作業療法士には7名程お会いした。



ターさんが無理を言って、作業療法士の方と写真を撮らせてもらった。





恐らく、作業療法部のトップなのだろう。

この方にいろいろと話しを伺えた。

英語が早く、聞き取れなかった部分も多々あったが、見聞きした内容は以下の通り。



ここの病院の作業療法の対象患者さんは、8割が脳卒中の患者さんらしい。

残りの2割は、恐らく難病系の疾患だと言っていた?

整形疾患の患者さんはいないらしい。

平均年齢は50歳で、平均入院期間は6週間。

一人のセラピストは、一日約6~8人の患者さんを担当し、一人当たり二時間のリハビリをするのだと。

長い❗と思ったが、その二時間を一人に費やすのではなくて、ニ~三人のリハビリをまとめて行っているのだそう。

そのため、一日の労働時間は6時間だと。短い❗



ここでの作業療法士の役割はADL訓練とアクティビティ、更には嚥下訓練らしい。



確かに、セラプラストや洗濯バサミで上肢機能訓練をしていた。

三角巾をしている人はおらず、クラビクルバンドのようなものを、両肩に装着しているひとが多かった。

ADL訓練室には、衣服やトイレ、シャワーなどがあり、そこでADL訓練をしているのだろう。

嚥下訓練に関しては、小児の分野では言語聴覚療法士が在籍しているが、一般の分野では作業療法士の役割なのだと。



道具やリハビリ方法は日本に近かったが、機能訓練が中心だと感じた。

実際に体を触っている人は少なく、机上訓練中心なのだろう。

アクティビティを行っている人やADL訓練を行っている人はいなかった。



理学療法では、起立訓練や歩行訓練が中心のように見えた。

日本で使っているような、ニーブレースなどの装具をしている人もいたが、何故か両側にしていたり、必要がなさそうだと感じる人もいた。

何か理由があるのか。

平行棒で訓練をしている人はいなかったが、平行棒部屋の外にあった。

尿カテーテルを挿入した人と気管切開をしている人がいたが、HOTを使用している人はいなかった。



英語が喋れれば、もっと情報聞き取れたかもしれないが、今回の見学ではこの程度。

最後に、案内してくれた作業療法士の方がメールアドレスを交換したいと言ってくれたので交換した。

作業療法士はどの国も友好的だな。

将来もしこの輪が広がったら、とても有意義だろうな✨

そのためには、英語を喋れるようにならなきゃだ❗❗



今回の見学で感じたことのまとめ。



まず、タイ人が利用する病院よりも外国人が利用する病院の方が、建物がキレイで料金も高いことに驚いた。

外国人の方が金を持っているのは分かるが、なんだか不平等な世の中だ。



でも、タイ人が利用する赤十字病院での、リハビリの規模が大きいことに驚いた👀

タイでもリハビリは盛んらしい。



ただ対象年齢が50歳と非常に若い。

タイは高齢者が少ないのだろう。

病院でこの対象年齢であれば、地域でもリハビリが必要な高齢者は少ないと思われる。

タイでリハビリはまだ流行らないのだろうか。



細かいリハビリの内容は表面を見ただけだから何とも言えないが、機能訓練の方法は日本と似ているように感じた。

ただ、どの程度「人」を捉えながらリハビリをしているかは分からなかった。

もう少し英語が理解できて、タイの作業療法士と意見交換ができたら、とても楽しいだろうな。



久しぶりにリハビリに触れ、とても触発された今回の病院見学。

ターさんに教えてもらわなかったら成り立たなかったし、一緒に来れなかったら見学できなかったかもしれない。

本当にターさんには感謝である。

また、好意的に見学させてくれた作業療法士の方にも感謝。

タイは素敵な国だ(*^^*)

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