タイ九日目 ― ターさんとの別れ
今日は朝5時半に目覚めた。
ターさんの朝は早く、毎日この時間に起きるらしい。
外はまだ薄暗い。
ターさんは今日仕事があるらしいので、6時には家を出発するらしい。
おれも今日はホテルに帰ってチェックアウトしないといけなかったので一緒に家を出ることにした。
いざ出発❗
名残惜しく、ターさんの家を後にする。
道中、日本にもあるようなミネラルウォーターの販売機があったり、
小さいお店があったり、
コインランドリーのようなものがあったり、
地元の人々の生活を垣間見ることができた✨✨
ターさんが美味しくて安い焼き鳥屋があると教えてくれ、
ターさんが大量におごってくれた(*^^*)
最高にうまい❗❗
日本だったら一本100円(約30バーツ)くらいするであろう焼き鳥が5バーツだった⤴
そして約2時間後にスナックバッカスへ到着。
まだ少し時間があったためお店で休ませてもらうことに。
ターさんの仕事を手伝おうとしたが全力で断られた。
家でもそうだったが、何か手伝おうとすると全力で断るターさん。
53歳と決して若くない年齢なのに、自分の体も心配してほしいと心から思った。
時は過ぎ
朝の9時、とうとう別れの時がやってきた⤵⤵
7月に再び予防接種のためバンコクへ戻る予定なので、ターさんとはそこで会う約束をした。
そのため別れは寂しくないと思っていた。
しかし・・・
別れた後に男泣き😢😢😢
思い出すと涙が止まらない。
こんなの初めてだ。
恥ずかしながら、バスでもずっと泣いていた。
ホテルに着いても泣いていた。
二回しか会ってないのに、とても不思議な感情である。
ターさんとの出会いは、まさに奇跡だった。
昨日の夜、亡くなった祖父が夢に出てきた。
もしかしたら祖父がターさんと巡り会わせてくれたのか?なんて思ったりしてみる。
無償の心をくれたターさん。
まだ数回しか会ったことのないおれを家に泊めてくれ、最高のおもてなしをしてくれた。
絆を深めることは、必ずしも時間だけではないことを教えてくれた。
そして人を信じることの素晴らしさも教えてくれた。
この恩は一生忘れないだろう。
必ずまた会いましょう。