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エネルギーの使い道…

エネルギーが無限大の人は理解できん…

凡人には分からない壁か？

はたまた…今を楽しめてないだけ？

by　こうの　たかのり

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2017/2/10（Fri）

昨夜、ダクラで知り合った面々。

金髪の人はオーストリア人のポール、もう一人はモロッコ人のアキフ、それにヤシム。

昨夜、ポールとアキフの二人がホテルを勧めてきたので、最初は客引きかと思った。

だけど、二人は旅人だった。

そして同じホテルに泊まることになり、意気投合した。

今朝、皆でご飯を食べに行き、現在はダクラの街を探索中。

ダクラの海は、ハチャメチャに美しい。

エメラルドブルー✨✨✨

ベンチもあって、そこから海が眺められる。

海辺にも行ける。

街並みはヨーロッパみたい？

若干のカオス感がある広場もあった。

そんな感じで街をブラブラして、皆でたくさん話しをして、たくさん美味しいものを食べて…

すごく楽しかった❗はずが、写真が少ないことに気づいた。

あれっ何で…？

…

あっ思い出した❗

楽しかったけど…辛かったんだ❗笑

英語に全くついていけず、話しが8割くらい分からない状態で、一緒にいる時間が長すぎた。

朝から、8時間くらいは一緒にいたんじゃないかな？笑

ご飯食べて歩いて、ご飯食べて歩いて…その繰り返し。

昨日からの疲れも取れていない状態で、これは正直辛かった。

途中で、楽しい感情よりも辛い感情が勝るようになった。

そして、ノックダウンしてしまった。

一人だけホテルに帰り、爆睡した。笑

…

俺がホテルに帰って1時間後くらいだろうか。

皆も帰ってきた。

もう少し一人でいたかったけどな…

そして人の部屋に来て、ペチャクチャ喋り出す面々。

どんだけエネルギーに満ちてるんだよー❗❗

というか、エネルギーの使い道間違ってないか？笑

ただのおしゃべりが苦手な俺は、そんなことを思ってしまうのだった。

ヤシムはヤシムで、根はいい奴なんだけど、一緒にいるとストレスが溜まる。

というのも、俺がスマホを充電していると、それが途中にも関わらず勝手に抜いて、自分のスマホを充電し出すのだ。

はあ⁉⁉何でやねん⁉⁉

俺が充電してるの分かってるだろ⁉⁉

と、腹立たしい。笑

要は自己中。

まあ、アフリカ人なんて、誰でもそうなのかもしれないけど。

というか、日本人が自己中じゃなさすぎるのかも。

アキフはアキフで、おしゃべりクソ野郎。

そして、能天気。

俺が、きついと言って休んでいるのに、「マッサージしてくれないか？」と言ってくる。

いやいや、きついから休んでるの分かんないかなー？？

俺がマッサージしてもらいたいくらいなんだよ？？笑

でも、なんとなく無下に思ってしまい、マッサージをやってしまう俺。

バカチーーーン❗❗笑

だけど…

マッサージ終わった後の、アキフは嬉しそうだった⤴⤴⤴

よかった(*^^*)

…

夜は、皆でポップコーンを食べながら、映画鑑賞。

これは絶対楽しい❗❗

と思いきや、アキフは途中で爆睡してるし。

結局、途中で皆も眠くなり就寝した。

…

まあそんな苦い思いをした一日でも、今思うといい思い出かも( ≧∀≦)ノ

写真見返すと、楽しい気分になるし🎵

それにしても、ディープ音信不通なり…

マジかーーー(;_;)

Fin...

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すぐそこに落ちてる、甘い蜜。

それを吸うか吸わないかは、自分次第。

by　こうの　たかのり

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2017/2/9（Thu）

いつまでここで待てばよいのか…

昼過ぎ、俺は途方に暮れてしまった。

というのも、うまくいけばディープは今日の昼までにビザを取得して、ここに来れるはずだ。

そして、それまでは取れていたディープとの連絡がここへ来て取れなくなった。

うーむ困った…どうしよう？

ディープの状況が分からない。

いろんなことを考えて、出した結論は…

ここを移動しよう❗❗

ダクラという西サハラの首都まで移動してしまえば、宿も安いし、いろんなものがあるはず。

国境は宿も高いし、物も揃ってないし長期間滞在できそうな場所じゃない。

ダクラでディープを待とう。

そう思い、ホテルのチェックアウトを済ませた。

ダクラまでの移動手段は、もちろんヒッチハイク( ☆∀☆)

ディープがいないヒッチハイクは不安もあるが、やってみることにした。

治安も悪くなさそうだし。

今回のヒッチハイク場所はこんなところ。

ガソリンスタンドが奥にあり、ガソリンスタンドの前ですることに。

ここは国境の街近くなので、交通量が多いことを期待した。

ガソリンスタンドへ歩いて行くと、そこには先客がいた。

彼の名前はヤシム。

彼は28歳のモロッコ人男性で、旅行でモーリタニアに来ていたのだと。

今はその帰りで、ヒッチハイクでモロッコまで行くと言っていた。

おー、捨てる神あれば拾う神あり。

俺はすごい運の持ち主だ。

ということで、彼と共にヒッチハイクをすることになった。

↑彼もこんな感じでヒッチハイクしていた。

ここの交通量は、まあまあだった。

10分に1台は車が通るか、な感じ。

車が来ない時もあり、暇な時もあった。

そんな時に、一人でないことが心強かった。

↑右側の的に向かって、石を投げようとするヤシム。

ヤシム考案で、ペットボトルに砂を入れた的を数ヵ所に立て、石を投げてそれを倒すというゲームを二人でやりながら、車を待った。

楽しいーー(*^^*)笑

…

だけど途中、魔の誘いがあった。

ヤシムは、モーリタニアナンバーの車が嫌いらしい。

モーリタニアナンバーの場合、ヒッチハイクで乗せてもらったとしても、検問で厳重にチェックされることがあるのだと。

だから、モーリタニアナンバーの車はスルーしていた。

だけど、間違えてモーリタニアナンバーの車に合図を送ってしまい、その車が止まってくれたのだ。

俺は即座にバッグを車に載せた。

次はいつ止まってくれるか分からないんだし、とりあえずここで乗せてもらった方がいいんじゃない？

そう思い、ヤシムを誘った。

だけど、ヤシムは拒否。

んー…そんなこと言ったって…

俺は外国人だから、モーリタニアナンバーでも、大丈夫な気がするんだよな…

こうなったら一人で行ってしまおうか？、と思った。

だけどここで乗ったら、ヤシムとの出会いが無駄になってしまう。それは嫌だ。

ここは目先の利益よりも、ヤシムとの出会いを優先しよう…そう決めた。

そしてその車を見送った。

せっかく止まってくれた車の運転手は、呆然としていたので申し訳なかった。

…

再度ヒッチハイクを始めた。

すると、すぐにもう一台の車が止まってくれた。

その車の運転手は中国人で、ビジネスでここに来ているのだと。

そして、ダクラまで連れていってくれると言っている。

おおーーー❗❗❗

素晴らしいね⤴⤴⤴

先ほどの車を見送ったのがよかった( ＾ω＾ )

これだったら、ヤシムと二人でダクラまで行けそう。

早速、車に乗せてもらった。

車内はエアコンもあり、キレイだったので、すごく快適だった。

いい車に拾ってもらったなー✨✨✨

車窓からの景色ー。

相変わらずの荒野と砂漠…

と思いきや、海⁉⁉

二枚目の写真は奥の方に、薄く海が見えるのが分かるだろうか？

海際を走っているので、海が見えて当然だが、荒野と砂漠と海のコラボレーションは美しい景色だった。

途中、このようなカフェに寄った。

↑拾ってくれた中国人のお二人と。

二人共、すごく優しい好青年で、コーヒーをおごってくれた。

いいカフェだったー⤴⤴⤴

…

そんな楽しい移動を終え、夜10時過ぎ。

ダクラへ到着した。

ダクラは海辺の街で若干寒かったが、すごくキレイな街だった。

インフラも整備されてるようで、街は街灯が灯っており明るかった。

ここはいい場所やなー。

今までの西アフリカとは大違い。

別世界に来たみたい。

ここで、ヤシムと宿を探した。

こんな広場の周辺に、宿が多くある場所があった。

今日の宿。

二人で泊まったので、これで一泊700円程度だったと思う。

安い❗❗

ここらでようやく、部屋の値段と質のバランスが均等になってきた。

それにしても疲れた。

今日は爆睡だな。

ヤシムはいい人っぽいから、信用しよう。

そして、ディープは…いつここに来れるのかなー⁉⁉⁉笑

Fin...

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とにかく人を信じよう。

疑って後悔するより、

信じて騙された方がマシ。

by　こうの　たかのり

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2017/2/8（Wed）

西サハラ（モロッコ）のレストランにて。

これはモロッコの伝統料理、タジン鍋。

見た目がよくて値段は結構高かったが、あんまり美味しくなかった…

…

…

モロッコ⁉⁉

昼過ぎ、俺は西サハラ（モロッコ）へ入国した。

しかも、一人で❗❗❗

結論から言うと、ディープはモロッコビザが取得できなかった😥

…

話しは、朝まで遡る。

モーリタニアと西サハラ（モロッコ）の国境のホテルに泊まっていた俺達。

外はガヤガヤしていて、たくさんのトラック運転手や、バイクに乗った欧米人達がいた。

どうやら国境が開き、通過しようとしているようだ。

そんな流れに沿って、俺とディープも国境へ向かった。

まずはモーリタニアの出国。

これは簡単にでき、パスポートに出国スタンプを押してもらった。

次は問題の、西サハラ（モロッコ）への入国。

ビザを持っていないディープは、果たして入国できるのか⁉⁉

という感じだったがダメだったー😢😢😢⤵⤵⤵

やっぱり…

あれだけヌアクショットで頑張ってビザ取れなかったんだから、国境で取れる確率は低いよね(´Д｀)

でも諦めない俺達。

どうにかして取得する方法がないものか、イミグレの人に尋ねまくった。

すると、モーリタニアの別の都市でビザが取得できる、という情報を得た。

んー…

正直、これも疑わしい情報だが…

最後の望みで、それを信じるしかないのか…

テンションはMAX下がりつつ、渋々モーリタニアへ戻ることにした。

しかし、ここで再度不運な出来事が。

既に俺達はモーリタニアを出国して、パスポートにスタンプを押してしまっている。

その場合、もう一度モーリタニアへ入国するためには、再度モーリタニアのビザを取得しなければならないのだと…

それには55ユーロかかってしまう。

えっ👀⁉確かに一度出国はしたけど…

別の国に行った訳じゃないし…

そのルールは厳しすぎない？

何でよーー⤵⤵😢😢

考えた末、ディープは一人でモーリタニアに戻り、俺は先に西サハラ（モロッコ）へ入国して、ディープを待つことになった。

ということで、ディープとは一旦ここでお別れ。

俺「ディープ、必ずモロッコビザを取得して来てよ❗❗待ってるからね❗❗」

ディープ「分かった、必ず取得して戻ってくるよ。たか、待っててくれよな。」

俺「分かった、待ってるよ。頑張って。」

そう言い合い、固い握手を交わして、友情を確認しあった。

別れは惜しいけど、必ずまた会えることを信じて…

じゃあなディープ、また会おう。

手を振ってディープを見送っていると、ディープの手が俺の方へ伸びて来た。

そして一言…

ディープ「たか、お金貸してくれ。」

俺「えっお金⁉⁉」

ディープ「そうだよ。モロッコビザ発行にはお金が必要だろ？」

俺「確かに…今ディープが持ってるのじゃ、お金足りないよな。よしっ、分かった。あなたを信じて貸すよ。」

ここまで来たら貸すしかない。

ディープに5,000円分のお金を手渡した。

ここで、ディープに貸した金額の合計が約20,000円なった。

…

そんな経緯で、西サハラ（モロッコ）に入国。

その後、食べたのが最初にあげたタジン鍋だ。

タジン鍋は美味しい、との噂だったので期待していたが、脂が多いだけで美味しくなかった。

ちなみに、西サハラ（モロッコ）の基本情報は以下の通り。

西サハラは、アフリカ大陸北西部の大西洋岸にある地域で、北から時計回りにモロッコ、アルジェリア、モーリタニアに接している。面積26万6000平方キロメートル、人口約57万人（2015年推定）。

帰属については議論があり、亡命政権であるサハラ・アラブ民主共和国とモロッコ王国が領有を主張している。国際連合の「非自治地域リスト」に1960年代以来掲載されている。サハラ・アラブ民主共和国は「砂の壁」の東側の地域を実効支配し、アフリカ諸国と中南米諸国を中心に国家として承認されている。

砂の壁とは、西サハラ領域内を南北に貫く軍事的な境界線のことである。西サハラの領有を主張し、同地の独立を主張するポリサリオ戦線と対立するモロッコが、ポリサリオ戦線のゲリラ攻撃から沿岸主要都市を防衛する名目で建設した。

砂の壁はあくまで俗称だが、その名の通り、モロッコ軍がサハラ砂漠の砂を高さ数メートルに積み上げて作ったもので、その周辺は鉄条網と地雷で防御されている。

多くの地域をモロッコが実効支配（不法占拠）しているが、モロッコによる領有権の主張は大多数の国から認められていない。しかし、欧米や日本などの先進諸国はモロッコとの関係上からサハラ・アラブ民主共和国を国家としては承認しておらず、また同国は国際連合にも加盟できていない。

てな感じ。

詳しくはwiki大先生でご確認を。

西サハラはまだ領土が確定していないが、砂の壁より西側は、実質モロッコが実効支配しているので、ほぼモロッコと言ってもいいようだ。

だから、西サハラ（モロッコ）と記載させてもらった。

ビザも、モロッコのもので入ることができる。

ただし東側は危険であり、多くの地雷が未だに埋まっているらしい。

そのため旅が可能な地域は、西側に限る。

…

西サハラ側の国境を通過すると、多くのトラックがあった。

数件の飲食店とホテルがあり、今日はそこに泊まることにした。

本当はこんな場所すぐに移動したかったが、とりあえずディープを待ってみよう。

そこに併設しているレストランがこれ。

タジン鍋は、脂ぎとぎとであまり美味しくなかったな😅

味薄かったし。

西サハラなのに、モロッコの名物料理が出る。

やっぱり、ここはほとんどモロッコだ。

それにしても、ディープはビザ取得できるのかなー？

相変わらず振り回されている俺。

いつまでここで待つことになるのだろう…

Fin...

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