カンボジア三日目 ― 日本語学校~エレン宅へ
昨日出会った俳優志望のたかやくんとゆうたくんから、地元民が行く日本語学校のがあることを聞いていた。
そこは日本人をいつでもウェルカムで迎え入れてくれるらしい。
ANAナースのきゅうさんと二人でその学校へゲリラ的に行ってみることにした。
きゅうさんと14時に集合しトゥクトゥクで国際日本文化学園へ向かった。
大きく日本語で学校名が書かれてあった。
ここは日本人が先生をしている学校らしい。
中へ突入😄
中はキレイだった。
受け付け?の人に見学の主旨を伝えると快諾してくれた。
15時から授業が開始するらしい。
教室の中で一緒に授業を受けていいのだと。
少しずつカンボジアの学生が集まり、遅れて15時15分くらいから授業がスタートした。
学生は8名で、年齢は17歳から30歳と幅広い。
先生はカンボジア人で、ここの卒業生らしく、日本語が上手であった。
授業はまず宿題の添削を各自で行うことから始まった。
文章の接続詞の練習をしており、皆さん苦戦されていた。
その後はおれ達に対して自己紹介をしてくれ、おれ達も自己紹介をして、フリートークへ突入。
日本の文化や仕事のことなど、沢山質問された。
きゅうさんは大阪弁について詳しく聞かれており、大変そうだった💦笑
16時過ぎに授業終了。
こちらとしては皆でただ喋っただけに思えたがこれでよいのか?
いや、でもそれが一番日本語の勉強になるのか。
見学者がない時は、宿題の添削を中心にするらしい。
最後に皆で集合写真😄
とても良い経験であった。
授業後、学生であるエレンさんという24歳の女性と話していると、キリング・フィールドまでバイクで送ってくれるという話しになり、お言葉に甘えることに。
スピさんという30歳の男性も快諾してくれ、バイクの後ろに乗って送ってくれることになった。
レッツゴー❗❗❗
皆での移動はとても楽しかった😆😆😆
キリングフィールドには、ポル・ポト政権の時に大虐殺された人々の骸骨がたくさん祀ってあった。
いっぱい👀👀
ポル・ポト政権は今のカンボジアの貧困の全ての原因であり、一言では言い表すことができないくらい凄まじい事を行った政権であるため、後述することにする。
キリングフィールドを見た後、エレンさんが家に来ないかと誘ってくれた。
私は本当に運がいい男だな( ☆∀☆)
まさかカンボジアでも現地人の自宅に案内してもらえるとは⤴⤴⤴
そういうことで、エレンさんの家まではバイク三人乗りで向かうことになった(^^)/~~~
楽しすぎるーー゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
約10分間バイクを走らせエレンさんのお宅に到着。
エレンさんのお宅はすごくキレイで広かった✨✨✨
写真では伝わりづらいが、敷地がめちゃくちゃ広くて、家を7件所有しているらしい。
そしてそれを外国人に貸し出しているんだと。
家の内部は、
めちゃくちゃキレイー👀👀
日本に3年間行ったことがあるらしく、お金持ちの様子。
カンボジアのマンゴーをいただいた。
あまーーい(*゜Q゜*)
宮崎で食べたマンゴーよりも甘くて美味しかった。
おばあちゃんは82歳で、葉っぱに白い液体をつけ、筒に入れてそれを磨り潰して食べていた。
歯磨きのような役割があるんだと。
その後はスイカも出していただき、しばしの間皆で談笑。
今回お邪魔した日本語学校は、月から金曜まで授業があるらしい。
義務教育のような立ち位置ではなく、行きたい人がお金を払い行く仕組みらしい。
月謝は10$で無制限に授業が受けられる。
最初は安いと感じたが、カンボジアの平均月給は100$程度であり、裕福な人しか行けてないのかもしれない。
エレンさんは中国語、英語、日本語、クメール語の、四か国語を話すことができ、勉強が大好きだという。
将来は日本に住んで仕事をすることが夢なのだと。
だから彼氏はまだいらない、自分の勉強をもっと頑張りたい、と言っていた✨✨✨
素晴らしすぎる(;_;)
とても意識が高く、透き通った心を持っており慈悲深い。
こちらを見つめる瞳が、キラキラしながらも優しさを帯びており、心がキュっと掴まれるような感覚に陥る。
このような人には出会ったことがない。
でもエレンは語る。
カンボジアの現在がとても恥ずかしい。
大統領は自分の利益のみを追いかけており、道路を整備してくれない。
人々は教育されておらず、ゴミをあちらこちらに捨てる。
とても恥ずかしい・・・
このエレンの言葉は、カンボジアの現在を物語っている。
カンボジアは本当に悲劇の国なのである。
そして明日ボランティアでゴミ拾いの活動があるらしく、おれを誘ってくれた。
明日はカンボジアの現実を見ることになりそう。
辺りが暗くなってきたため、エレンの家を後にして、日本人が経営するお店でかき氷を食べた後、ゲストハウスの近くまで送ってもらった。
今日はとても貴重な経験ができ、素晴らしい人と出会えた一日だった。
カンボジアという国は大好きかも。