ジェンネへ@ついに激レアな泥のモスクが目の前に❗:マリday10前編
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諦めずに生き続ければ、
そんな瞬間が増えると信じる。
by こうの たかのり
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2017/1/21(Tue)
興奮のドゴン族のトレッキングから一夜が明けた。
今日は、マリの第二の目的であった、ジェンネという場所へ向かう。
ジェンネには、ユネスコの世界遺産にも登録されている、泥のモスクがあるのだ。
※前回の記事で、砂のモスクと記載したが、泥のモスクの誤り。
まずは、ジェンネと泥のモスクについて。
以下、wiki大先生より。
1280年にコイ・コウンボロ (Koi Koumboro) 王がイスラームに改宗し、ジェンネに壮麗なモスクを建てた。
その後ジェンネは、様々な国に征服され、モスクは取り壊された。
ジェンネの都市史は相次ぐ征服の歴史ではあったが、同時にその歴史を通じて、ブラックアフリカにおけるイスラーム拡張の中心地であり続けた。
現在の泥のモスクは1907年に建設され、1988年にユネスコの世界遺産に登録された「ジェンネ旧市街」の象徴的建造物である。
モスクはほとんど泥で建てられた為、「泥のモスク」と呼ばれている。
屋根が100本の柱で支えられている泥のモスクは、奥行き75m、高さ20mで、1000人の信徒を収容できる。
表面の材質は泥のため、町の住民で分担して毎年塗り直しが行われる。
ユネスコ世界遺産の中で「100年後には見られない可能性が一番高い世界遺産」にも選定されている。
むむむっ❗❗
100年後には見られない可能性が一番高い世界遺産⁉⁉
世界遺産にはあまり興味がないが、今後見られなくなるかも、と聞くと、見たくなるのが人間の心情じゃない?
いやー楽しみ✨✨✨
…
朝8時。
ジェンネ行きのバスへ乗るため、バス停へ向かった。
バス停はどこだろう?
大体の場所は昨日ハミドゥから聞いていたが、詳しくは分からない。
面倒だな⤵⤵なんて思っていると…
ハミドゥーー⤴⤴⤴
ハミドゥが迎えに来てくれた(*^^*)
そして、バス停まで送ってくれると。
いやーありがたい。
トレッキングの気遣いも親切だったし、ハミドゥは良いガイドであり、良い男だと思った。
良いビジネスマンでもあるのかな?笑
徒歩10分程度でバス停到着。
ハミドゥがチケットを交渉してくれた。
現地の言葉が分からない俺達にとって、これは非常にありがたいことである。
ただし、ここで誤算が。
俺達は、次の場所へ行くことも考え、ジェンネへ日帰りで行きたかったのだが、それが可能なバスが既に発進してしまっていた。
やばい❗日帰りできないと、予定が狂ってしまう…どうしよう?
と思いきや、運良く日帰りでジェンネに行くという、乗り合いバンの運転手を発見することができた。
よかったー⤴⤴
と安心したところで、朝食。
ドゴン族トレッキング初日の朝に行ったお店と同じお店へ。
これ、めっちゃうまそうやない?
こんなうまそうなご飯あるんだ👀👀
見た目がうまそうなものは、大概うまい❗❗
ということで、これもうまかったー⤴⤴
そして、ここでハミドゥとはお別れ。
帰りのバス停まで案内してくれて、本当にありがとうございましたー。
…
これはジェンネ行きのバン。
例によって客が満員になるまで出発しない。
今回は何時間かかるのかな?
まあ、皆で待ったから、一人よりは楽しく過ごせた。
結果、今回は約3時間待ちだった。
満員御礼❗❗
写真では伝わりづらいが、すごく窮屈(^^;
足の下には大きな米俵があって、足が安定しないし…環境は最悪❗❗
そりゃこんな顔になるわ❗❗笑
道中、川に突き当たった。
ここを越えるようだが、どうするのだろう?
と思ったら…
フェリーで越えるようだ。
乗客を全員下ろし(俺となおき君だけ、乗ったままだった。)…
フェリーへ突入❗❗
無事、川を渡り終えた。
そして、ジェンネ市内へ入ってきた。
民家が泥でできてる❗
ドゴン族の家も泥だったが、それとはまた違う感じで、美しく感じた。
ちなみに、泥の建物について、興味深いことがあったので。
以下、とあるインターネットサイトより。
ブラック・アフリカは、木の文化圏や石の文化圏と異なる「土の文化圏」である。
古来、ほとんどすべての建物は 土、つまり「日乾しレンガ」で建てられてきた。
それはアフリカばかりでなく、世界中の建物の約 40%は 今も土で造られていて、世界の人口 68億の内、半数の 30~35億人は 土の住居に住んでいると言われる。
土は最も安価な材料であり、人の住むどこでも入手可能であり、しかも保温性が高いので、雨量の少ない地域である限り、これは優れた建設材料だったのである。
エジプトの近代建築家で、第三世界の建築界のリーダーとなった ハッサン・ファティ(1900-89)は、当時の(現在も)アフリカの経済状態からいって、日乾しレンガ造による建物が その風土に最も適していると考え、生涯それを実践して、土による近代建築を設計し続けた。
とはいえ、土は降雨や洪水に弱く、また放置されれば ひび割れ、崩れ落ち、遺跡となるよりは 大地に還ってしまう、はかない材料でもある。
かつてのアッバース朝イスラーム帝国の首都として 栄華を極めた バグダードの都でさえ、放棄された後は 跡形もなく消え去ってしまった。
建築史の書物は 石造建築や木造建築の歴史で構成され、土造建築が扱われることは ほとんどない。
実際、ブラック・アフリカの中で最も建築的に知られている マリにおいてさえ、18世紀以前の古い建築文化は 何も残っていないのである。
なるほど。
確かに泥は身近な材料だし、貧しい人々には適しているのか。
だけど、自分が泥の家に住むことは、考えられない❗
そんなことを考えていると、バンは終点に到着した。
そしてバンから降りると目の前には…
うおーーー❗❗❗
泥のモスクやないかーーー❗❗❗
思ったより小さく感じたが、写真で見たものを実際に見れたことに感動。
なかなか見に来れない場所なだけあって、レア度が高い⤴⤴
だけど逆光やな❗
何かいい方法はないものか…
と考えていると、ガイドらしき人が話しかけてきた。
そして、とある一軒の家の屋上に、フォトポイントがあると教えてくれた。
もちろん有料だけど。500CFA(1CFA=約0.2円)ね。
とある一軒の家に入る。
そして屋上へ。
すると…
おおーーー❗❗
キレイ😆😆
↑withこうの。
いい写真が撮れて満足(*´▽`)
ついでに、辺りの民家も覗いてみた。
泥の家に、本当に人が住んでるよー。
日本との環境の違いが大きすぎて、想像もできないわ。
と、これにてジェンネ観光終了。
その時間、約30分。
まあ、ジェンネはそれくらいで十分でしょう❗❗
観光を終えた後は、俺はバマコ、なおき君とチェコさんはモプティへ戻ることに。
長くなったので、次回へ続く。
Fin...
最後まで読んでくれてThanks❗❗
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