ドゴントレッキング二日目@ドゴン族の村を歩く🎵:マリday9
【ルート】
日本→タイ→マレーシア→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→タイ→ネパール→バングラデシュ→シンガポール→インド→ケニア→タンザニア→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ共和国→アラブ首長国連邦→セネガル→マリ共和国→ギニア→モーリタニア→西サハラ(モロッコ)→モロッコ→スペイン→日本
【リアルタイム】
ゴール:日本
【ブログ】
自給自足し、食べ物には困らない。
家族が近くにあり、子孫が残せる。
それが究極の幸せ?
by こうの たかのり
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2017/1/20(Mon)
朝。
辺りを見渡すと…
巨大な崖❗❗
夜もなんとなく見えていたが、改めてその迫力は素晴らしい。
そして、崖の壁をよーく見てみると…
あれっ?これって家じゃないの?
窓みたいのがあるけど…
ハミドゥに尋ねたところ、やはり家のようだ。
ここまでどうやって登るのだろう?
昔の人は、壁をよじ登っていたのだと。
えっ?マジで?
そうだとしたら、ドゴン族はプロのロッククライマーの集まりじゃん❗笑
なんて思った。
ちなみに、現在はあそこに住んでいる人はいないらしい。
皆集まり、
朝食は、パンとコーヒー。
こういう場所でのパンは、普段の数倍美味しく感じる。
これは昨日買った、ドゴン族の仮面のレプリカ。
↑拡大ver。
赤と黒のドゴン族カラーが入った仮面で、状態もそこまで悪くない。
一般的な物よりも良質で、高価ようだが、値引きをしたので安く買えた。
かっこよくて、お気に入り。
ちなみに、隣の杖はハミドゥのもの。
ハミドゥは10年間これを使っており、大切にしていたのだと。
皆に交換しようと言われてもしなかった。
そんな杖をなぜ俺が持っているのかというと、テントと交換したのだ。
話しは戻り昨日の朝、俺のテントを見て、ハミドゥにビジネスを持ちかけられた。
「テントをくれないか。」とハミドゥ。
「えっ?考えとくよ。」と俺は言ったものの、迷っていた。
ハミドゥは「後で交渉させてくれよ。」と言っていたが、どうしようか?
テントは今後の旅で必要になり得るものだし…
だけど、この杖と交換を持ちかけられたとき、その考えはなくなっていた。
テントなんて日本だったらいつでも買えるし、これからは野宿でもいいや。
という感じで、テントと杖を交換することにしたのである。
それにしてもこの杖、めっちゃかっこよくない?笑
レプリカじゃなくて上等な木で作られた、ドゴン族でも使われる本物の杖らしい。
この取り引きを、騙されたと思うか、成功したと思うかは、あなた次第…笑
そんな杖を持ち、今日もトレッキングが始まった。
まずは、崖の麓へ向かう。
この小屋の中には、土産物などの商品が収納されているのだと。
そのため、現地の人以外は、ここへ立ち入り禁止の立て札が。
俺達は、ハミドゥがいたから入ることができた。
ドゴン族の神様。
亀のイメージらしい。
確かによく見ると、亀に見える。
次に向かったのは、ハミドゥの実家。
というのもハミドゥはこの村出身で、ドゴン族の一員なのだ。
ハミドゥのように、村から飛び出す人は、ごく稀なのだと言っていた。
ハミドゥのご両親。
写真をお願いすると、表情が真顔になり、全身に力が入る。
これは写真慣れしていないアフリカ人、全般に共通するようだ。笑
これは家。
中は…
こんな感じ。
砂の中で寝るという感じだ。
これはキッチン。
正直、ここで作られた料理は食べたくない、と思った。笑
いつも見かける、小さなかわいらしい家。
これは何なの?と気になっていたので、中を覗かせてもらった。
中は、食物の貯蔵庫になっているようだった。
なるほど❗
人が住むには小さすぎると思ったが、それなら納得である。
ハミドゥの実家を見せてもらい、いい経験になった。
ご両親に感謝を告げ、村を後にした。
子供達が見送ってくれた。
「バイバーイ」と子供達。
俺達も「バイバーイ」と返す。
そんなお別れを、姿が見えなくなっても繰り返していた。
子供達は純粋、素朴で、好奇心旺盛でとてもかわいらしい。
さて、トレッキングを再開した一向は、荒野を進むのかと思いきや、
広大な畑の中を歩いていった。
ここにはナスやニンニク、玉ねぎなど、多種多様な野菜が植えられているらしい。
本当に人間はすごいな。
どんな場所にでも住み、生命を維持していく、底力。
これは、畑の中にあった井戸。
この水を野菜に与えるのだと。
そんな場所を焼く1時間程歩くと、目の前には岩山が見えてきた。
これから、ここを登るようだ。
足場は悪かったが、傾斜はそこまで急ではなかった。
岩山の中腹から。
まさしく絶景だった。
すごい所を登っていくな👀👀
岩に挟まれそうだな。
皆でパシャり(*^^*)
楽しいねー⤴⤴
そして岩山を登り終えると、車が待っていた。
ハミドゥが手配したらしいが、気が利きすぎるやろ❗
これにてトレッキングツアー終了。
今日歩いた時間は3時間くらいかな?
そんなに辛くはなかった。
全ての景色が素晴らしく、大きな感動と学びがあるツアーだった。
…
帰りもバンディアガラまでは車で行ったが、バンディアガラで乗り合いのタクシーに乗り換えることに。
相変わらず乗客がいなかったので、割り勘でお金を余分に支払い、モプティへ帰った。
結論から言うと、ドゴン族のトレッキングツアーは最高だった。
値段は若干かかるが、マリまで来たら行くべき場所だと感じた。
明日は、マリのもう一つの世界遺産である砂のモスクがある、ジェンネへ。
マリ旅も佳境にさしかかってきましたぜー(^-^)/
Fin...
最後まで読んでくれてThanks❗❗
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