【ルート】

日本→タイ→マレーシア→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス→ミャンマー→タイ

【リアルタイム】

経由地：タイ

体重56kg。激痩せ中。

痩せたい人は、貧乏旅オススメ🎵笑

【ブログ】

ティーボーまで電車での移動を選択した理由…それはゴッディ橋という橋を渡りたいからだ。

この橋は100年前のイギリス統治時代にイギリスによって建設された橋であり、世界で2番目の110mという高さを誇る橋らしい。

心の声「興味深々❗世界二位だって( ☆∀☆)」

でもこの橋は、マンダレーからティーボーへ行く途中の電車でしか通ることができない。

心の声「マジかー⁉⁉また電車ですかー？」

ただし、100年間鉄道をメンテナンスしない国ミャンマー❗

橋がメンテナンスされている訳がない。

心の声「ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!」

ということで、100年間メンテナンスされてない鉄道を使って、100年間メンテナンスされてない橋を通過するという、史上最強と言っても過言ではないくらいの、恐怖の組み合わせを経験してみることに。笑

朝3時、起床して準備を整える。

昨日ホテルの人に頼んでもらっていたバイタクが、3時半にホテルまで迎えに来た。

外はまだ薄暗い。

バイタクで駅へ向かった。

駅は静まり返っていた。

構内には、

駅の地べたに寝て、一夜を明かす人々。

ホテル代を浮かすためらしい。

堂々と構内に寝ている姿は衝撃的だった。笑

切符は当日買えた。

運賃はアッパークラスで4,000Ktat(400円程度)くらいだったかな？

格安である。

車内は、ヤンゴン―マンダレー間の電車よりも明らかに汚い。

シーツは黄ばんでおり、汚れも目立つ。

ダニが多そうだなー😱😱

ドキドキしながら電車の出発を待っていると、3人程欧米人が乗り込んできた。

彼らもまた、怖いもの見たさで、電車での移動を選択したのだろう。

遅れること20分。

電車は出発。

意外にスムーズな出発だったため、安心しているのもつかの間、数十分後には、激しい揺れが襲ってきた。

ヤンゴン―マンダレー間の電車の揺れとは比べ物にならない。

震度にすると7くらいだろうか？

横揺れだけでなく、斜め上に円を描きながらの激しい揺れ。

イメージで言うと、 揺りかごに乗りながら進んでいる様な感覚。

これは脱線するんじゃないか？

そんな場面が沢山あった。

そして電車は山の中に突入。

山ではこのような事が待っていた。

写真では分かりづらいが、まさかの電車がバック❗❗

どうやら路線を間違えた？ようだ。

往復含めて、電車は一本ずつしか走っていないため、衝突することはないと思うが、日本だったらありえない(^^;

更に…

草木が電車のすぐ横に生えているため、走行中の電車内に侵入してくるのだ。

ありえない(^^;

座席には、このような無惨な姿の木々達が。

虫もたくさん侵入してくるし…

本当に何も整備されてない。

整備するお金がないんだろうな。

ミャンマー…すごい国に来てしまったぜ。笑

昼近くなると、頻繁に売り子が車内を訪れる。

頭の上に売り物を載せるのは、ミャンマースタイルか。

とうもろこしを二つも食べちゃった。

一つ300Ktatと激安。

そして昼過ぎ❗

とうとうその時間はやってきた。

遠くにゴッディ橋が見えた✨✨

壮大な大自然、険しい山肌にたたずみ、二つの山に股がるその橋は、とても凛々しく見えた。

電車は徐々に速度を落としながら橋に近づいていく。

とうとうキターー((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

心臓は高鳴る。

更に速度を下げ、橋に突入。

地元民も窓から身体を乗りだし、写真を撮っていた。

下を見ると、

恐怖の光景が。

100年間メンテナンスされていないと思うと、落ちてしまうことしか考えられなくなり、橋のネジや繋ぎ目ばかりに目がいってしまう。

この橋は100年間もメンテナンスされてなくて、本当に大丈夫なのか？

電車が少し揺れるごとに、一喜一憂。

足と手は、終始ガクガクブルブル震えていた。

早く渡り終えてくれー❗❗

でも速度は出さないでくれー❗❗

と矛盾したことを心の中で叫びながら(笑)、数分間。

何とか橋を越えを耐えた❗

ふぅーー。

と一息。

マジで怖かったー( ｡ﾟДﾟ｡)

高さはもちろんだけど、橋が崩れないか？電車が脱線しないか？、それが一番怖かった。

ジェットコースターとは、似ているようで少し違う感覚である。

本気で死が待ってるからね(._.)

でも渡りきって、大きな達成感＼(^-^)／

やりましたーー😆😆😆

これは一生思い出に残る経験だ⤴⤴

その後も電車は大きな揺れに見舞われたが、脱線はすることなく、16時頃ティーボーへ無事に到着した。

ティーボーは田舎な街。

ティーボーでは、事前に調べていたミスターチャーチルというホテルに泊まることに。

ここのトレッキングが人気らしく、俺も明日トレッキングに参加するためだ。

受付けでトレッキング参加の趣旨を伝えて、明日に備えて今日は寝ることに。

身を削ってゴッディ橋に体当たりし、見も心も疲れたため、今日はぐっすり眠れそうだ💤😪💤笑

Fin...

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