猪突猛進男の世界一周やらかしブログ

旅のテーマは"なし"。旅は自由に!!やりたいことをやり、見たいものを見て、いろんなことに猪突猛進になって挑戦する。そして今自分が感じたことを一番に!!書き綴っているブログ。

ヌアクショットへ@ヒッチハイクの旅は最高だった。:モーリタニアday1後篇

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自分もいつかは、伝染させる側になりたい。



by こうの たかのり








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2017/1/30(Mon)




ディープとの、ヒッチハイク旅が始まった。

二人の目的地は同じで、モーリタニアの首都ヌアクショット。

地図では以下の通り。







モーリタニアでも海側にある都市。

俺たちは、ロッソという国境にいるので、車で行けば3時間程度で着く。

果たしてヒッチハイクだったら、どれくらいかかるのだろうか?




ちなみに、モーリタニア情報を以下に載せてみる。




モーリタニアはアフリカ北西部に位置する共和制国家。

首都はヌアクショット。 2015年の人口は約406.8万人。

過去にフランスの植民地になった過去を持ち、公用語はフランス語である。

モーリタニアは国土の3/4がサハラ砂漠という、砂漠の王国なのである。

ここは、最も楽しみにしていた国の一つでもある。







そんなこんなで、ディープとヒッチハイクする場所を探した。

とその前に、トラックが密集している場所があり、運転手に話しかけ交渉したが、乗せてくれる人はいなかった。




ヒッチハイク場所を探すのは、全てディープの指示で行った。

その方法は、まず地図でヌアクショット方面に通じている道路を見つける。

そして、郊外まで少し歩く。

出来るだけ、周辺に何もない適当な場所がヒッチハイクの場所となる。








今回はこんな場所。

写真じゃ分かりづらいか。







ちなみに俺は、身体中が茶色になっているのが分かると思う。

だって、二日間風呂に入ってないのだから。笑




ここに立ち、右手を前方に挙げて親指を立てる。

そして道路を通る車に向かって全力の眼力で、車の運転手に訴えかける。

「頼むから、載せてください」




ただし、車であればどの車でもいいってもんじゃない。

古い車はタクシーが多いので、お金を払わなければならず、ヒッチハイクにはならない。

また、運転手が女性であった場合は、乗せてくれる確率が皆無なので、努力しても無駄なのである。

ディープ曰く、トラックが一番理想なのだと。

トラックは長距離走るため、一気に目的地にたどり着ける可能性があるからだ。

ただ乗用車の場合、一気に目的地へ行けるとは限らない。

その場合は、短距離でもよいから目的地までの距離を縮め、地道に進んでいくのが、ヒッチハイクの定石でもあるらしい。




初めてのヒッチハイク。

緊張して待っていると、30分程度で車が止まった。




おおーー❗❗




本当に止まってくれるもんなんだ。

車の量もそんなに多くなかったのに。

そして運転手が窓を開け、交渉が始まった。




この車は5人乗りの乗用車。

それを中年の男性が1人で運転していた。




俺は何もなすすべなく、ディープが全て交渉してくれた。

だけど男性は英語を話せず、コミュニケーションが取れない。

ディープは少し困っていたが、ジェスチャーと男性の雰囲気でなんとなく察していた。

どうやら、途中までなら乗せてやる、と言っているようだった。




やったーー( ≧∀≦)ノ




初のヒッチハイク成功⤴⤴

そして車に乗り込んだ。




乗り心地最高ーー(*^^*)




何もよりもスペースが広いことが嬉しかった。

5人乗りの乗用車に、3人で乗ったよ❗

これまでは、5人乗りの車に7人は乗ることが常識だったので、それに比べると天国のようなものである。







モーリタニアの道は、整備されているようだった。







車窓からの景色。

すげー❗❗

砂漠や❗❗







砂漠の中に、家があるよ👀👀

すごい国だな❗❗




そんな車窓からの景色に感動しつつ、車内では微妙な空気が流れていた。

英語を話せない男性。

ディープは会話をしようと話しかけていたが、全く弾まなかった。

沈黙が流れる車内…話そうとしない男性。

気まずい…

というか、俺は少し怖くなってきた。




「この人は、会話もできないのに、なぜ俺達を乗せたの?もしかして強盗の目的があるのでは?」




だけど、全くそんなことはなかった。

一時間で目的地に到着した男性は、満面の笑みで俺達に別れを告げた。

どうやら男性は、言語が通じない人と話すことが、得意でなかったようだ。

そんな男性を見て、実はめちゃめちゃいい人やん❗、と思った。

そしてすかさず、写真をお願いした。










俺…今見ると、すげー気持ち悪くない?

この顔は何なんだ…

このとき、余程うれしかったんだろうなー。

でもホントに、乗せてくれる人の心が伝わってきて、すごく幸せになったのを覚えている。

ヒッチハイクは、ただ単にお金を節約するためではなく、人と出会えるもの、だと感じた。

そして、人の親切心をわけてもらい、こちらの心が温かくなる。




これぞ旅の醍醐味だ❗❗

旅の旨味がたくさん詰まったヒッチハイクは、今後ハマりそうな予感。




この男性が下ろしてくれたのは、こんな場所。







砂の上に家があり、家には人が住んでいる。

ここでの暮らしは、全く想像できない感じ。

そして、ここからヒッチハイク再開した。

だけど、若干日が暮れかけていている。

もし暗くなって、車が捕まらなかったらどうするのかな?と思ってディープに尋ねてみた。

すると「大丈夫だから、安心しろ❗」だと。

今日中に必ずヌアクショットに到着できるのだと、自信満々に言っている。

こういうときの、インド人の根拠のない自信には驚かされる。

なぜそんなに自信あるの?笑

まあでも、ディープはヒッチハイクに慣れている。

ディープの言葉を信じることにした。




すると、その言葉は本当だった。

ヒッチハイクを再開して約30分、みごとにヌアクショットに行きの車が止まってくれたのだ。

モーリタニアの人は素晴らしく親切だね。

ディープもさすが。







これは、その運転手の男性と別れ際に撮った写真。

結局、ヌアクショットには夜の11時くらいに到着した。

ギニアを出発して、約63時間の道のりだった。

長かった…




この男性は、事後対応もしっかりしてくれ、きちんとホテルを探し、連れていってくれた。

なんていい人なんだ❗❗

無事にホテルにたどり着いた俺達は、念願のシャワーに入り爆睡した。




それにしてもヒッチハイクとは…最強の旅技術を教わってしまった。笑




Fin...



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モーリタニアへ@インド人の旅人、ディープとの出会い:モーリタニアday1前篇

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2017/1/30(Tue)




セネガルのカオラク行きのバンにて。
昨晩、劣悪な環境のバン車内で、俺は気付くと爆睡していた。
そして、明け方の3時過ぎ。
目覚めた時にはすでに遅かった。
まさかのカオラクをスルーしてしまっていた。




マジか(´Д`)




誰も起こしてくれなかった悲劇。
確かに誰にも頼まなかったし、カオラクで降りることを伝えなかった。
俺が悪いか…
まあ仕方がない。
カオラク過ぎても、ダカールに行けば、そこからモーリタニアまで行くことができる。
地図ではこんな感じ。







地図で言うと、右側がモーリタニア方面なので、ダカールからでも行けるのが分かると思う。
そしてダカールへ着いたのが朝6時頃。
懐かしの、ガラージュビギンへ。







着いて早々、モーリタニア行きの乗り合い乗用車を発見した。
この時点で乗客がかなり集まっているようだったので、これでモーリタニアへ行ってしまおう。
待つこと一時間。







乗合い乗用車は、モーリタニア向けて出発した。
車内は相変わらずの窮屈感。
だけど、セネガルとモーリタニアの国境まで、7時間程度の移動予定。
ギニアを出発してかれこれ44時間経過しているから、それに比べたら7時間なんてあっという間だよね♪
多少感覚がマヒしてきているのを感じてきていた。笑









車は順調だった。








車窓からの景色は、徐々に荒野になっていき、








砂が多くなっていった。
これまでのセネガルの景色とは、また違う景色である。




セネガルとモーリタニアの国境付近の街に到着したのは、昼の2時過ぎだった。
今回の移動は難なく終わった。
そんな状況に安心して車を降りると、待っていたのは客引きだった。
その客引きがとんでもない奴らで…








俺(外国人)を確認した客引きは、何の説明もなしに、強引に俺の荷物を取り上げ、馬車の荷台へ乗せ始めた。




えっ、何してんの!?




そして、「いいから、この馬車に乗れ。」だと。
その強引さに警戒を覚え、これはタクシー代金をボッたくられるパターンであるとを感じた。
ここは、断固として拒否しなければ。
そう思い、強引にバッグを荷台から取り返し、乗車を拒否した。
そして、他の乗客が乗っている馬車へ無理やり乗せてもらった。




それにしても、








到着して早々、このような馬車で移動するのは楽しくてワクワクした。
モーリタニアに期待を抱いた。




数分で国境に到着した。
バッグを放り投げるようにして、地面に置く運転手。








その扱いに腹が立ったが、バッグがかなり汚れていることに気付いた。
どうやら今回の連続移動で、汚れたようだ。
これまでの移動の過酷さが頭を過ぎった。




目の前にはセネガル側の国境が見えていた。
まずはセネガルの出国だ。
国境を通過するためにイミグレの小屋へ入ると、インド人の男性がいた。
彼は長身でスタイルがよく、鼻高で顔立ちが整っており、若干肌が黒い感じ。
洋服はTシャツにジーパンという簡素なもので、上下ともかなり使い古されている印象だった。
そしてバックパックを背負っている。
どうやら旅人のようだ。
彼もまた、国境を通過しようとしていた。




こんな辺境の地に、インド人の旅人!?




驚いた。
でもこれが、運命の出会いとなった。




セネガル側の国境を難なく通過した後、彼と歩きながら話した。
彼はディープという名前で、28歳の男性。
以前、アメリカの大学へ通っており、最近卒業したらしい。
そして現在、ヒッチハイクだけで旅をしているのだと。
セネガルからヒッチハイクだけで来たことを聞いて、驚いた。
ヒッチハイク旅は楽しそうだ。
一瞬で打ち解け、一緒に旅をすることになった。




彼は、非常に人当りがよかった。
イミグレの係員には、その都度自己紹介をして、明るく丁寧なあいさつをする。
人と人の繋がりを大切にしているように感じ、尊敬を覚えた。
だけど、そんな彼の態度は、両替所で一変した。
金銭面に対するこだわりが非常に強かったのだ。




↑両替商と交渉するディープ。




少額にも関わらず、かなり高いレートで交渉しようとするディープ。
相手が意に反する言動をすると、全力で否定していた。
両替商は、あっけにとられたような表情をしていた。
俺は呆れつつ、その現場を見て笑ってしまった。
それと同時に疑問を覚えた。
先ほどまで愛想のよかった人間が、お金が絡むと、これほどまでに態度が一変するものだろうか。
これは不思議だ。




納得がいかなかったのか、結局両替はせず、モーリタニア側の国境へ向かった。




↑国境は川で隔てられている。




川を渡り、モーリタニア側のイミグレへ。
モーリタニアに入国するためには、ヨーロッパの通貨である、ユーロが必要である。
その額55ユーロ(1ユーロ=約120円)。
現地通貨は不可というのが不思議だが、そういう決め事になっているらしい。
俺は元々その情報を入手できていたので、セネガルでユーロを手に入れることに成功していた。
だけど、ディープはユーロを持っていなかった。
インド人旅人は少ないから、情報が少ないのだろう。




でも、えっ?どうするの?
通過できないやん!?




そこでディープが頼るのは…もちろん俺しかいないよね!
ユーロを貸してほしい、と言い出したのである。
先ほどの両替商への対応を見ていた俺は、若干の不信感を覚えた。
だけど、仮にも彼は同じ旅仲間。
困ったときはお互い様だよね。
返って来ない覚悟で、彼にお金を貸すことにした。
これにて、無事にモーリタニア入国!!







話しは変わるが、彼はモーリタニアに入国する際に立っていた男性。
彼の恰好が面白かったので写真を撮らせてもらった。
というのも、厚着すぎじゃね?笑
外は40度くらいの炎天下だよ?
アフリカ人は、考えられないくらい寒がりな人がいて、こんな炎天下の中で、このような格好をしている人もいるのだ。
日本人には考えられない発想である。








この男がディープ。
国境通過後に、ハンバーガーを二人で食べた。
これはおいしくて、モーリタニアの食事にも期待できそう。
お腹を満たしたあとは、満を持してヒッチハイクへ。




ここから始まる、ディープとのヒッチハイク旅。
危険な臭いも少々漂っているが、果たしてこれからどうなるのでしょうか。




Fin...



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マンダ到着@いい出会いがあれば、悪い?出会いもありますわ。笑:経由地セネガル

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2017/1/29(Mon)




夜が明け、早朝。

国境が開いたようだ。

車内泊は、案外快適だった。







国境を通過しようとしている人は、思ったよりも多かった。




↑国境でいろいろと優しくしてくれた、セネガル人。




今回は無事に国境を通過し、セネガルへ入国できた。

そしてここからマンダまでは、約1時間の道程。




道中、すごく寒かった。

というのも、運転手が窓を全開にしたからだ。

朝の肌寒い時間帯に、窓全開で突っ走る車。

そして、防寒着を着用していないほとんどの乗客は、寒がっているようだった。俺も然り。

だけど、窓を閉めるように頼まない乗客達。

その理由は、運転手の立場が乗客よりも上だからだろう。




何でだよ(ーдー)

金払ってるのはこっちだぞー❗❗

立場なんてどうでもいいから、誰か言えよー。




そんなことを思ったが、もちろん誰も言わない。

チキショー❗❗

仕方がない、こうなったら外国人である俺が言うしかない。

俺は勇気を出して運転手に、「寒いから窓を閉めてくれないか?」と言った。

すると…




「ダメだ」




だって。

なんで、なんで、なんで⁉⁉⁉

何度言っても閉めてくれない。

理由も不明。

どういうことー(;_;)




そんな寒さに耐えながら、

午前10時、ようやくマンダへ到着した。







バス停には、多くの人がいた。

ここでお世話になったセネガル人とはお別れ。

次の目的地は、セネガルの和心へ寄りたかった。

だけど、この時点でかなり金欠⤵⤵⤵

泣く泣く諦めた。

そして、一気にモーリタニアという国へ向かうことにした。




バス停の客引きに、そこへ行きたい趣旨を伝えた。

すると、残念ながらモーリタニアまでの直行便はないのだと。

セネガルのカオラクという都市を経由して、そこで乗り換える必要があるのだと。

仕方がない、そうしよう。




更に、そこへ行くための数種類の移動手段も教えてくれた。

それは大型バス、バン、乗用車の三種類であった。

各乗り物の特徴として、乗用車は値段が高めで、大型バスは安いけど出発までに時間がかかる。

その中間のバンだったら、値段が手頃で、すぐに出発するのだと。




すぐに出発する?値段が手頃?

それはかなりの好条件だ。







バンは新しくてきれい。

このバンに決めた❗❗

チケットを買い、意気揚々とバンに乗り込んだ。




だけど…んっ?







乗客が満席じゃないぞ?

これで出発するのか?







はい、やられましたー。

待てど暮らせど、バンは出発せず。

騙された❗❗

結局は満席になるまで出発しないのだと。




くそったれやなーー!Σ(×_×;)!




まあ仕方がない。

車はキレイだし、これで行こう。

覚悟を決めて待つことに。

すると、車内では新しい出会いが。







その彼がこちら。

名前は申し訳ないが忘れてしまった。

というのも、彼の初印象は最悪だった。

初対面の俺に向かい…




「朝から何も食べてなくて、お金もなくなってしまった。だから、ご飯を買ってくれないか?」だって。




ふざけんなーー❗❗

甘えんじゃねーー❗❗

どんだけ図々しいんだよ❗❗

と最初は思った。

そして、一度は断った。




だけど途中から、これも運命なのか?、と思い始めた。

これは、恩を返すチャンスなのだろうか?

レミが俺の立場だったら、どうするだろう?

頭には、レミの顔が浮かんできた。




「はいはい、分かりましたよ。ご飯、奢らせてもらいますよ。」




そんなノリで、彼に卵パンと水を奢った。

だけど、それで調子に乗らせてしまったのか、その後も彼の要求は続いた。

「スマホのパワーバンクを使わせてくれ」だと。




ふざけんじゃねーー❗❗

俺だって充電ないのに、お前に貸してる余裕はないんだよ❗❗

親切受けるのが、当然と思ってんじゃないよ❗❗

ちょっと親切にしてやったからって、調子に乗りやがって。

と、イラついてしまった。

だけど、ここでもまたレミの顔が出てきた。




「分かったよ…ちょっとだけなら貸してあげるよ。」




そんな調子でスマホのパワーバンクを貸し、







昼ごはんを奢り、







袋水とピーナッツを奢った。




俺、どんだけいい奴なん⁉笑

断ろうとする度に、頭に出てくるレミの顔。

いい意味でも悪い意味でも、レミの呪縛ですな。笑









気付いたと思うが、彼に食べ物を奢っているということは、時間が過ぎているということ。

その時間は約7時間👀👀







長かった…

夕方5時過ぎ、ようやくバンが出発するようだ。

昨日の朝から数えると32時間が経っている。

かなり疲れが溜まってきていた。

だけどその後の道中も、疲れを助長する出来事の連続だった。







途中で、使い古されたバンに乗り換えさせられるし…







ようやく出発したと思ったら、バンの上に大量に荷物を積まれるし…




車内で、人が只でさえ密集していて暑いのに、エンジンが悪いのか足元から熱気が入ってくるし…

加えて、未舗装道路だから砂が車内に入ってくるし…

極めつけは、隣に座ってる"例の彼"に、夜ご飯を奢らされるし…




チキショーーー(ToT)笑




モーリタニアに着くまで、生きてられるのか?

ストレスで死んじゃうんじゃないか?

そんなことを思いながら、バスはカオラクに向けて走っていった。




Fin...



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