バマコ到着、そしてモプティへ@運命が導いてくれるでしょう。:マリday6
【ルート】
日本→タイ→マレーシア→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→タイ→ネパール→バングラデシュ→シンガポール→インド→ケニア→タンザニア→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ共和国→アラブ首長国連邦→セネガル→マリ共和国→ギニア→モーリタニア→西サハラ(モロッコ)→モロッコ→スペイン→日本
【リアルタイム】
ゴール:日本
【ブログ】
運命、という言葉が自然になってきた。
もう、これは運命でしょ。
by 猪突猛進男
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2017/1/17(Sat)
バマコ行きのバスは結構大変だった。
中央席に立ってる人ありーの、
警察による、パスポートチェックがありーの。
休憩中に、明らかに鶏肉ではない、不明な物体を発見。
衛生的とは思えないダンボールの上で、でか包丁を使ってカットしてくれた。
思いの外、美味しかった⤴⤴
普通のお肉だった。
そして朝6時。
約16時間の長旅を終え、マリの首都バマコへ到着。
まだ辺りは暗かったので、明るくなるのを待った。
…
バス停にて。
小さな、やかんのような物が見えるだろうか?
これを持って向かったのは…
トイレ❗笑
こっちの人は、やかんをトイレ内に持ち入り、これで陰部を洗うという方法のようだ。
斬新だったので驚いた。
そろそろ辺りが明るくなってきたので、目星をつけていたホテルまで移動することに。
ここは、the sleeping camelというホテル。
バマコには、日本人宿もあるらしいのだが、そこはWI-FIが使えないのだと。
だけどここは、WI-FIが使えて清潔で、リーズナブルで安全だということを、和心で出会ったなおき君から教えてもらっていたので、ここに来たのだ。
こんなレストランもあり、確かに清潔。
ドミトリーも一泊5,000CFA(1CFA=約0.2円)と西アフリカにしては高くない。(キャンプサイトもあり、それだともっと安かった。)
WI-FIは不安定だったが、ギリギリ許せるレベル。
今日はここで一泊か、なんて思っていると、
まさかの、なおき君に再開。
なおき君は、セネガルの和心で出会った青年。
セネガルを発ち、バマコに行くと言っていたのが一週間前だったので、もうバマコにはいないだろうと思っていた。
そして偶然にも出会ったのが、なおき君の隣にいる、ちえこさん。
ちえこさんは、アフリカを一周しようとしている強者の方。
そんな二人とまさかマリで出会うとは、思ってもおらず、めちゃくちゃテンションアップ⤴⤴
奇跡だー❗
そして二人は、今日モプティという場所に行くという。
モプティ⁉⁉⁉
モプティとは、マリ第二の都市であり、中部に位置するモプティ州の州都である。
2009年の人口は約11.4万人。
マリの世界遺産に訪れるための中継点として、観光客が訪れる都市である。
実はこのモプティ。
マリに訪れる前から、ものすごく行きたい場所ではあったのだが、外務省のインターネットサイトにある、マリの危険情報を調べてみると…
こんな感じ❗
モプチという場所がモプティなのだが、ここは真っ赤になっているのが分かるだろうか?
この真っ赤という意味は、危険度が最も高い、という意味である。
なぜ危険なのかというと、詳細は外務省のサイトを見れば分かるのだが、簡単に言うと、北部でマリ政府軍と反政府軍の間で紛争が起きているからである。
そこには、イスラム過激派も多数介入しており、テロや誘拐も多く起きている。
そんな危険都市モプティ。
行くことを、非常に迷っていた場所である。
というか一般的な考えでは、行ってはいけないとされている。
だけどインターネットで調べると、この状態で訪れている旅行者がいた。
そして、詳しく外務省のサイトを調べると、北部では頻繁に誘拐が起きているが、モプティで起きているという記載がない。
ん?ではモプティは、何故こんなにも危険とされているのだろうか?本当に危険なのだろうか?
そこに疑問を感じた。
そこで考えたのは、現地で情報を収集し、そしで判断しよう。
インターネットに比べると、現地の情報というのが圧倒的に正しいことは、これまでの旅で経験していた。
そして俺は、ここまでのマリ旅のバスやバス停で、モプティの危険度を現地人に聞いていた。
しかし、危険だと言う人は皆無だった。
なおき君やちえこさんもバマコで情報収集したらしいが、7割の人が安全、3割の人が完全には安全とは言い切れない、という結果だったよう。
完全に安全な場所なんて、この世に存在しないと俺は思っている。
そして、幸運にも日本人が三人も集まったという好条件。
これは今日行くしかない❗
そう思い、モプティに一緒に行くことにした。
バスの出発時間は16時なので、しばしホテルのレストランで休憩。
その後、バマコのスーパーへ。
ここはマリですか⁉
というくらい、品揃えは豊富で清潔感があった。
マリはバイクが多かった。
ベトナムを思い出した。
だけど、ノーヘル率はベトナムより高く感じた。笑
時間が来たので、皆でバス停へ。
バス停は混雑していて、カオスと化していた。
モプティまでは9,000CFA(1CFA=約0.2円)。
それ以上の北部の、紛争地帯までバスが開通しているのには驚いた。
今日のバスはこんな感じ。
椅子は砂ぼこりで汚れていたが、まー許せるか。
でも、案の定16時には出発せず、待つこと1時間と少し。
ようやく出発した。
車窓から外を覗くと、ロバが馬車のようなものをひいていた。
セネガルは馬だったが、マリはどうやらロバのようだ。
このバスはすごく怖かった。
というのも、バスの左右への揺れが激しいのだ。
そのくせ運転手が、速度を100km/h以上出すものだから、左右へかなり揺れた。
本気で横転が心配になってきた。
この揺れの原因は何なんだ?
そう思い、休憩中にバスの上を見てみると…
すごい量の荷物が⁉⁉
しかも、この写真には見えないが、バイクまで積まれていたのだ。
これは正気じゃないぞ❗❗
こんな志半ばで、俺は死ねない。
そう思い運転手の元へ詰め寄り「お願い、もっとゆっくり走って」と言った。
すると運転手は「ははははっ❗何か言ってるけど何?」、とかなり小バカにされ、周囲の乗客からは、席へ戻れと追い払われた。
チキショー( >Д<;)
全く思いが通じなかった。
と思ったが、そこから少し速度が落ちた感じがした。
言った効果が少しはあったかな?
このまま、無事にモプティへ着けばいいが。
心から祈りながら、でも眠くなったから寝た。笑
Fin...
最後まで読んでくれてThanks❗❗
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