バマコへ@タマキとのあっさりとした別れ。笑:マリday5
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文明が懐かしい、という不思議な感覚。
文明がない生活が、
一概にも不幸せとは言えない気がした。
by 猪突猛進男
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2017/1/16(Fri)
おはようございます(*^^*)
顔がおかしな事になっているが、寝すぎたということだろうか?笑
現在、朝の7時。
11時間くらい寝たが、自分的にはまだまだ寝足りなく感じた。
今日はこれから、マリの首都バマコに行く日。
タマキに最後の朝ごはんを出してもらった。
今日はまだ誰も起きていない。
タマキのご家族にあいさつがしたかったが、できなさそうだ。
バイクに荷物をくくりつけた。
ヘルメットを着け、防寒具を着て、準備万端のタマキ。
俺もタマキの後方に乗り込んだ。
俺はノーヘル。
自分だけヘルメット着けるんかい❗、と思った。笑
誰にも挨拶できぬまま、あっさりと村を抜けて行く。
涙の別れ、ウルルン滞在記を想像していた俺だったが、現実はこんなにあっさりなんだ、と思った。
永遠と続く林の中を、バイクで走って行った。
もちろん未舗装道路であり、凸凹が酷く、後部座席はとても辛かった。
途中、村がいくつかあり、
大家族がいる家に寄った。
タマキは、いろんな村に知り合いがいるようだった。
そんなことをしながら、バイクを走らせること2時間半。
ブルダラという村へ到着した。
ここから、バマコ行きのバスが出ているよう。
そして着いたということは、ここでタマキとお別れである。
ここではさすがに名残惜しい別れが待っているだろう、と思いきや「じゃあ帰るわ。」と、そそくさと帰ろうとするタマキ。
ありゃ?何か違うくないか?笑
そう思って、タマキに握手を求め、
ツーショット写真をパシャリ。
俺の顔が心なしか、ひきつっているのが分かる。
感情が表情に出やすい自分。
余りのあっさりした別れに、心から笑えなかったのかもしれない。笑
そんな別れだったけど、タマキありがとうございました(*^^*)
本当にいい経験になり、気付きの多かった4泊5日でした⤴⤴
…
今日のバス。
今まで文明とは遠ざかった生活をしてきたので、すごく新鮮に感じた。
でもやっぱりここはマリ。
荷物を入れるスペースで、爆睡する男性二人。
どうやら、バスを待っているよう。
英語が話せる乗組員もいたので、バスの料金と出発時間を尋ねた。
すると、まさか明日の朝出発するだと。
えーーーマジかーーー( >Д<;)
ここに来て、24時間のバス待ちとは。
ショックが大きすぎる。
バスの中で寝て待つことは許されているようだが…
まあでも仕方がない。
落ち込む心を励ましながら、とりあえず村探索をすることにした。
この村は非常に活気があった。
荷台のようなものに人を乗せ、輸送しているこれはタクシー?
タクシーなんて久しぶりに見た。
文明に帰ってきたー、と思った。
籠に入れて売られる鶏。
鶏が庭を歩いていたケニケニャバとは大違い。
おー野菜が売ってるよー。
ソーラーなんてあるの⁉👀
文明がすごく懐かしく感じた。
これは袋水。
セネガルでもあったが、500mlでとても安いのである。
ただし、若干ビニールの味がするが。
卵パンを食べながら、袋水を飲み、これから24時間、どのようにして過ごすか考えていた。
んー悩む…音楽聞くにも、充電がなくなっちゃうし。
ケニケニャバで疲れたから、これ以上無茶するのもしんどいし…
というか日が強くて、体が溶けてしまいそうなこの環境で、何をしろと言うの?
八方塞がり。
チキショー、泣けてくる(;_;)
あー、とにかく待つしかないんだろう…
やけくそになりながら、現実を受け入れようとあーだこーだ考えていた。
でも、救世主はいるもんだ。
そんな俺を見て、現地の人が話しかけてくれ、違うバスがあることを教えてくれたのである。
立派なバスあるじゃんー❗
しかも、2時間後にバマコに向けて出発するという。
うおーーー❗
マジかーーー😆😆
奇跡が起こった瞬間だった。
なぜこのバスの存在に気づかなかったのだろう?
このバスは、向かいの建物にあって、目に入っていたのに😓
嬉しすぎて、ルンルン気分で待っていると、またしてもいい出来事が。
この方々が話しかけてくれくれ、ご飯を恵んでくれるというのだ。
このご飯はうまいのか?
皆で手で食べてたけど、汚いな。
なんて気持ちは心にあったが、とりあえず食べてみよう。
手でパクり。
思いの外美味しかった。
お腹が空いていたので、本当に感謝感激である。
彼は英語が話せる人。
この村について聞くと、どうやらここは金発掘で賑わっている村らしい。
地方からたくさんの人が、仕事を求めてこの村に来ているのだと。
確かに、マリはアフリカで第3位の金産出国らしい。
そんな話しをしていると、待ち時間はあっという間だった。
人ってありがたい(*´-`)
午後2時過ぎ、点呼が始まった。
このバスは、満席にならなくても出発するようだった。
外見がキレイだったので、中もキレイなことを期待したが…
これがアフリカですよね。笑
バスは定刻に出発した。
もちろん、未舗装道路。
揺れはすごかったが、ここまで来るとそんなの当たり前に感じてきた。
プラス、砂ぼこりが辛かった。
暑かったので、乗客は皆窓を開けていたのだが、砂が大量に入ってくるのだ。
あまりの砂に、険しい表情に。笑
車窓からの景色は美しかった。
まさしく大自然❗❗
途中こんな場所に寄り、バスチェンジ。
↑無造作に置かれる俺のバックパック
ここで多くの乗客が乗り込んできて、満席になった。
そういうことだったのか。
そしてこれから、夜行でバマコまで行く。
今日はバスで一夜を明かすことになる。
Fin...
最後まで読んでくれてThanks❗❗
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