駅のホームで過ごした一夜@多くの人々との出会い(*^^*):ザンビア day2
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日本→タイ→マレーシア→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→タイ→ネパール→バングラデシュ→シンガポール→インド→ケニア→タンザニア→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ共和国→アラブ首長国連邦→セネガル
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19ヵ国目:セネガル ダカール
【ブログ】
「禍を転じて福と為す」
失敗や困難にぶち当たっても、
それを禍にしない。
そんな究極のポジティブシンキングを目指す。
全ては、自分の考え方次第🎵
by こうのたかのり
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2016/12/11(Sun)
タンザン鉄道の終点、ザンビアのカピリムポシに着いた夜。
乗り合いのバンもなく、駅で野宿することに決めた。
寝る場所を探していると、
駅の真横にある、体育館のような大きなホール状の建物を発見した。
バンに乗れずに、ここで寝ようとしている地元民が多数。
どうやらここは駅の待合室で、夜は仮眠目的に使用されているよう。
ホームの一角に腰をおろした。
今日は、ここに寝袋を敷いて寝よう。
心配は荷物の盗難。
それは皆で警戒し合おう。
ここでも、一人じゃない心強さがありがたかった。
それにしてもお腹が減ってきた。
電車内のご飯に飽きてしまい、夜ご飯は食べなかったのだ。
どこかに食べ物は売っていないのか?
駅の係員に尋ねると、「ここを出て、左側に行ったところにマーケットがあるよ」と教えてくれた。
よかった⤴⤴
早速ご飯を買いに行こうと、ホームを出て左側に行こうとした。
だがその方向は、見渡す限り真っ暗闇。
そんな中に民家が数件あるのみだった。
こんなところに、マーケットなんかあるの⁉⁉
真っ暗闇だし、お店の雰囲気もないし、そもそも人の気配がない。
「またアフリカ流の適当な物言いか」、と係員の言うことを信じなかった。
ご飯は諦めよう❗
そう思ったが、念のため地元民に聞いてみた。
すると彼は、「マーケットあるよ。連れていってあげるよ。」と。
おおー❗本当にマーケットはあるんだ⤴⤴
でもどこにあるの?
連れて行ってくれるみたいだったので、素直に付いていくことにした。
…
彼はホームを出て左側に歩いて行った。
先程、係員から教えてもらった方向である。
えっ👀⁉
本当にあんな場所にマーケットなんてあるのだろうか?
人気のない場所に連れていかれて、強盗なんかを企んでいるのでは?
そんな発想も少し出てきた。
だけど、ここはこの人を信じてみるしかない。
そして真っ暗闇の中の民家周辺に来た。
本当にこんなところにマーケットなんてあるの?
疑問ばかりが膨らんでいく。
そんな疑問など露知らず、男性は民家の間の細い道を奥に入っていった。
少し怖い。大丈夫なのか?
俺も付いていく。
すると、開けた場所に出た。
ここがマーケット⁉⁉
真っ暗じゃん❗❗
でも人が数人いた。
そしてよく見ると発見した。
レストラン❗❗
しかも営業しているよう。
おーー👀👀
なんじゃここは⁉⁉⁉
こんな暗闇の中でレストランやってんだ❗❗
日本じゃ考えられない。
穴場マーケットを発見した気分になり、うれしかった。
名前も知らぬザンビア人の男性。
案内してくれてありがとう\(^o^)/
そして、ホームで寝ているたくや君を呼びに戻り、とりあえず二人で地元食にトライすることに。
再びレストランへ。
チキンとウガリを注文した。
ここでは、外でウガリを作っていた。
ウガリとは、アフリカの人が主食で食べていることが多く、とうもろこしを磨り潰して固めたようなもの。
味はお餅のような感じだが、お餅ほど粘りはなく、もちもちとした食感である。
椅子をテーブル変わりに、セッティングしてもらい、
チキンとウガリを頬張る。
うまい❗❗
お腹が減ったうえに、出来立てのウガリは、熱々でうまかった。
それにしても、このマーケットは思いの外、人が多かった。
レストランにたむろっている人以外にも、売店が一軒あり、そこで買い物をする地元民を多く見かけた。
俺達は、ここぞとばかりに、地元民に話しかけ、話しをしようとした。
皆さんフレンドリーで、会話に応じてくれた。
楽しい時間だった。
真っ暗闇の中のマーケット発見、美味しい食事、地元民とのふれあい。
そんな旅の醍醐味ともいえる経験ができて、とても満足した。
最後に、いっぺい君のご飯をテイクアウトして、駅のホームへ帰った。
…
お腹もいっぱいになったから、今日はもう寝よう。
そう思ったが、夜はまだまだ終わらなかった。
俺達が寝袋を敷いて寝ている場所の隣に、ザンビア人の若者達が陣どってきたのだ。
彼らもまた、ここで一夜を明かすようだった。
だが彼らは寝袋を持っていないようで、地面に寝そべっていた。
するとこちらを恨めしそうに見て、「俺達、寝袋を持ってないんだよな。お前の寝袋貸してくれないか?」と言われた。
マジか?
俺達も各自一枚ずつしか持っていなかったので、どうしよう?
困った…
…
そうだ😃💡
寝袋を開いて、皆で寝よう。
そう思い付いて、寝袋を開いた瞬間…
ザンビア人の学生達が、我先にと寝袋に飛び乗ってきた。
そして「写真を撮れ」と。
↑with 河野 ver。笑
とても喜んでくれたので、こちらの方が嬉しかった。
そして、彼らから質問攻めにされた。
俺は英語があまり理解できず、質問に答えられない場面もあったが、分からない質問にはたくやくんが答えてくれた。
たくやくんは23歳で年下であるが、あっぱれである。
そんなこんなで、彼らと楽しく会話しながら夜を過ごした。(途中で彼等は別の場所に移動したのだが。)
俺達は、荷物が盗まれないように一睡もしなかった。
そして明け方4時過ぎ。
ルサカ行きの乗り合いバンが出発するよう。
よしっ、次はルサカじゃ❗❗
ようやく進めることが嬉しかった。
…
それにしても、まさか乗り合いバンが発進しない、というトラブルから野宿を決め、駅のホームで過ごした一夜。
一睡もできず、硬い地面に寝袋を敷いて寝たので、体が痛くなった。
そんな状況は、間違いなく辛かった。
だけど多くの出会いや発見があって、とても思い出に残った一夜であったのも事実。
うん、トラブルは楽しい🎵
そんな境地に達してきた今日この頃。
まだまだポジティブになれまっせー✊✊笑
Fin...
最後まで読んでくれてThanks❗❗
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