キリマンジャロ登山後編@山頂へ⁉⁉:タンザニア day9
【ルート】
日本→タイ→マレーシア→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→タイ→ネパール→バングラデシュ→シンガポール→インド→ケニア→タンザニア→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ共和国→ドバイ→セネガル
【リアルタイム】
19ヵ国目:セネガル ダカール
【ブログ】
今までに感じたことのない達成感。
人生初…
まだまだ知らない世界がたくさんあるんだ。
by こうのたかのり
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2016/12/4(Sun)
十分な休憩は取れた。
これより、キリマンジャロ登頂へアタック開始❗❗
覚悟を決めた男の顔❗❗
若干?気持ち悪い(^^;笑
時刻は3日の午後11時。
夕食や準備を済ませ、これから一晩かけて、登頂を目指す。
ジュリアス、よろしく❗❗
ポーレポーレで行きましょう。
…
小屋を出ると辺りは真っ暗闇で、どんな場所を歩いているのか全く分からない。
唯一ヘッドライトの明かりだけを頼りに、ジュリアスに引っ付くように歩いていった。
辺りは一面雪が積もっていた。
夕方から夜にかけて積もったのだろう。
上を見上げると、尋常じゃないほど星がきれい。
こんな場所を歩いていることにワクワクした。
そして程よい寒さと風に、厚着をしていた俺は心地よさを感じた。
頭痛も軽減傾向にあった。
若干は残っているものの、昨日の夕方から寝れたことで、回復したのだ。
強い体に生んでくれた両親に感謝である。
雪道は、歩きづらかった。
だが、ジュリアスはポーレポーレの掛け声でゆっくり歩いてくれたので、大きな苦労を感じなかった。
まずは5,000m地点を目指し進んで行った。
比較的緩やかな坂道で、高山病も問題なさそう。
約1時間で5,000m地点に到着した。
ここで第一のチェック。
もし高山病の強い症状が出ていたら、下山しなければならない。
でも俺は大丈夫だった。
ごく僅かな頭痛はあるものの、それ以上の大きな症状は見られない。
続行できそうだ⤴⤴
よしっこのまま山頂へ一直線じゃ❗❗
というか、楽勝じゃん🎵
あっさりクリアしちゃったらどしよ?
そんな浅はかな根拠のない自信さえ生まれてきた。笑
…
でもここからが正念場だった。
キリマンジャロを登る上で、最も急で長い上り坂に突入した。
ここは非常に辛かった。
数分歩いただけで、息があがってしまう。
その度に休憩しながら、自分なりの呼吸法をみつけながら、登っていった。
一歩踏み間違えたら、転落してしまいそうな道もあり、慎重に。
「I can do it❗❗」
そう唱えながら登っていった。
ここまできたら、自分を信じるのみである。
自分に負けたら登頂はない。
そして登ること、約3時間。
とうとう第一のチェックポイントが見えてきた。
5,685m。
ギルマンズポイント到着\(^o^)/
辛かったー😢😢
でも幸い高山病は大丈夫そう⤴⤴
ギルマンズポイントは火口の縁の一端であり、キリマンジャロの山頂ではある。
だが一番高いポイントではなく、これから火口の縁を歩いていき、最も高いポイントへ向かう。
ここからは約2時間の道程。
火口の縁を歩くので、極端な上り坂はなく、比較的簡単な道だというジュリアスの言葉を信じ、最後の力を振り絞って歩く。
ここからは、素晴らしい景色の連続だった。
火口は大きくて深く、何でも飲み込んでしまいそうで、美しかった。
だけど、転落してしまったら一貫の終わりだと思うと怖かった。
そして歩いていると、朝日が登ってきた。
美しすぎる景色である。
朝日に見とれていると、「天気が良いうちに早く行こう」とジュリアス。
山頂部は、天候が変わりやすく、非常に寒いのだと。
そしてとうとう、
第二のポイントに到着。
ここからの朝日は素晴らしかったが、もたもたしている訳にはいかない。
先へ進まなければ。
気温も下がってきており、とても寒かった。
疲れもピークに達していたが、「I can do it」と唱えながら、慌てることなくポーレポーレの精神で一歩一歩登っていった。
登っていくと、辺り一面が雪景色に。
夕日とのコントラストは非常に美しい景色だった。
そしてとうとう、
氷河が見えてきた。
この美しさは何なんだ👀⁉⁉
言葉にならない。
ここが火口付近だと思えなかった。
開けた、平らな場所へ出てきた。
とうとう山頂?
これがまさしく山頂のようだ❗❗
すると何を思うでもなく、涙が溢れてきた。
不思議な感覚。人生初。
恐らく達成感だと思うのだが…でも涙の理由が明確に分からなかった。
頂上とったどーーー( ☆∀☆)
やりました❗❗❗
アフリカ大陸最高峰5,895m。
天候最高❗❗
雪、きれい。
ジュリアス曰く、普段はもっと吹雪いており、気温が低いのだと。
今日は運がよかった⤴⤴
時間が経つにつれ、登頂した喜びがどんどん溢れてきた。
そして涙が止まらなくなった。
これが登山の面白さか。納得❗❗
ずっと山頂に滞在する訳にはいかないので、キリのいいとこで下山。
下山は登山の三倍くらいのペースだった。
登山時は暗くて分からなかったが、こんな道を登ってきたようだ。
岩だらけ👀👀
歩くこと約一時間でキボハットのキャンプサイトが見えてきた。
驚くべきスピード。
ジュリアスも、下りはスピードを気にしなかった。
でも速すぎて、体力が限界にきていた。
ここから足が全然出なくなった。
普段であれば30分もかからないような道だったが、1時間以上はかかった。
ようやくキボハットのキャンプサイト到着❗❗
非常に辛く険しい道程だった。
そのためか、ここがやけに懐かしく感じた。
ジュリアスとシェフとツーショット。
ポーターは体調を崩して、下山してしまったのだと。
軽い食事をとり、一時間程休憩した。
そして時刻は午前10時。
ここから更に下山開始。
限界だった体力だが、一時間の休憩で少し回復し、下山可能な状態になれた。
↑座って休憩するジュリアス。絵になる。
そして、
一昨日に滞在したキャンプサイト、ホロンボハットへ戻ってきた。
疲れた…
今日はここで一泊する。
疲れすぎて、とにかく休憩したかった。
そして部屋に入ると、いつの間に爆睡していた。
今日はものすごい一日間だった。
だけど人生初の感動を味わえた一日。
一生忘れることのない一日になりそうだ。
Fin...
最後まで読んでくれてThanks❗❗
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