キリマンジャロ登山中編@自分のペースを大切に🎵:タンザニア day8
【ルート】
日本→タイ→マレーシア→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→タイ→ネパール→バングラデシュ→シンガポール→インド→ケニア→タンザニア→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ共和国→ドバイ→セネガル
【リアルタイム】
19ヵ国目:セネガル ダカール
【ブログ】
「ポーレポーレ(ゆっくりゆっくり)」の掛け声に乗せて、ゆっくりとマイペースに
「ハクナマタタ(問題ないさ)」の掛け声で、
相手を気遣いながら、
「I can do it」の掛け声で、
自分を奮い立たせ、
ただただ、前だけを向いて進んでいく。
まるで人生のよう。
by こうのたかのり
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2016/12/3(Fri)
キリマンジャロ三日目。
良い朝(^-^)/
背後には雪山が。
朝食🎵
朝食後、ガイドの皆さんは準備をしている。
そして俺も。
準備完了(^_^)v
出発しまっせ💨💨💨
今日はガイドのジュリアスではなく、なぜかシェフと共に登り始めた。
開始早々、多くのジャイアントセネシオが。
リスもかわいい✨✨
まだまだ余裕(^-^)
そして約3時間程度だったか?
ラストウォーターポイントに到着。
ここから先は、山の湧き水が全くないのだと。
ポーターやシェフが運んでくれる水に頼らなければならない。
改めて、一人ではこの山を登ることが無理なことを実感。
ここまでは緑が多かったが、
次の砂ステージが見えてきた。
このような砂道を、火山の火口に向かって歩く。
なんだかロードオブザリングの世界だ。
そこですれ違う人は、
大きな荷物を頭上に抱え、下山している人が多かった。
↑重たい荷物を背負っているにも関わらず、ポーズを決めてくれた。
進むにつれ火山に近づくためか、寒くなってきた。
止まりません❗❗
どんどん近づいているのは感じる。
だがそれに伴い、体が辛くなってきた。
少しの頭痛がしてきて、数分歩くだけで息があがってくる。
こんな状態で次のキャンプサイトまで行けるのか?
不安が込み上げてきた。
でもそんな時に励まされたのは、ジュリアスの言葉。
「ポーレポーレ(ゆっくりゆっくり)」と頻繁に声かけをしてくれる。
登山は、早く歩くと高山病が悪化しやすいらしい。
焦ったり、周りを気にして、ペースを上げてしまわない言葉。
あくまで自分のペースでいいのだと。
そして、俺が疲れて立ち止まる度に「ハクナマタタ(問題ないさ)」と声をかけてくれる。
待たせてもいい、
休憩してもいい、
ペースが遅くてもいい、
少しの頭痛は大丈夫、
何も気にしなくていいのだと。
これらはとてもありがたい言葉だった。
実際に登っていると、ペースが乱れたり、他の登山客を気にしてしまったり、自分の体が気になったり、いろんな不安要素がでてくる。
そんなこちらの不安を見透かすかのように、安心させてくれる言葉。
そしてなにより、ジュリアスが時間を気にせず待ってくれるのが嬉しかった。
こちらでは、全てのガイドがそうだとは限らず、登山客を急かしたり、早いペースで登って高山病が発症することもあるのだと。
その点ジュリアスは、快く待ってくれたので、俺も自分のペースで、何も気にすることなく歩くことができた。
そんなジュリアスの助けがあり、なんとか次のキャンプサイトが見えてきた。
ここまで来ると、歩き続けることが辛くなり、数歩で休憩するようになっていた。
きつい❗❗❗
あと数十メートルなのに、なかなか進まない。
クソッタレー❗❗❗
渾身の力を振り絞って歩いた。
そしてとうとう…
キボハット到着❗❗❗
時刻は15時過ぎ。
長い道程だった…
着いた達成感と安心感は大きかったが、ここでそれに浸る訳にはいかない。
キャンプサイトの一角に、
このような小屋があり、
他の登山客は、寝袋にくるまれて爆睡していた。
実は、キリマンジャロ登山の本当の勝負はこれから。
今日の午後11時からアタックが待っている。
5時間以上かけて、頂上めがけて歩いていくのだ。
現時点で、ただでさえ頭痛がして辛い。
こんな状態でアタックできるのだろうか?
少しでも体力を蓄えるため、俺もベッドで眠りについた。
Fin...
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