ラオスday8①:シルビアとの別れ
【ルート】
日本→タイ→マレーシア→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス
【リアルタイム】
5ヵ国目ラオス:ビエンチャン
【ブログ】
朝5時、シルビアは目覚めた。
托鉢に参加するというのだ。
托鉢というのは、仏教の神聖な行事。
市民が仏教への帰依を示すものらしい。
タイでもたまに見かけたが、ここルアンパバーンは托鉢が大規模でされており、観光の目玉にもなっているのだと。
おれも朝5時に起こされて誘われたので、参加してみることに。
辺りはまだ薄暗いにもかかわらず、地元民、欧米人など多くの人が外に出ていた。
うん、眠い❗笑
30分程待っていると、目の前の神社から仏教僧侶が続々と出てきた。
そして行列を作り、道を歩いていく。
道端にはお菓子やお米を持っている人が陣取っており、僧侶一人一人に渡していき、受け取った僧侶は壺のようなものにそれらを入れていく。
ここで受け取ったものが、僧侶のご飯になるのだと。
でも最近は、糖質の多いものを渡す人が多く、僧侶がメタボになっているんだと。
だから渡す方も気を使わなければいけないんだと😅
僧侶も人間だからね(*´▽`)
ルアンパバーン最後の日に、仏教を感じることができてよかった⤴⤴
起こしてくれたシルビアには感謝ですな(*^^*)
というか今まではネタだと思って、シルビアとの喧嘩エピソードを中心に、というか喧嘩エピソードしかブログに載せてないが、こう見えてシルビアには、たくさんの尊敬する部分や優しい部分がある。
今日はシルビアとの別れの日なので、最後にシルビアの良いところについて触れてみる🎵笑
シルビアは、38歳の韓国人女性で、職業は看護師。
まだ独身で彼氏もいない。
その理由は、これまでのブログで何となく理解いただけたと思うが(笑)、シルビアはアメリカの看護師免許を持っていたり、カナダに留学していたり、とてもアグレッシブで、頭の良い方。
値切り等も上手で、頭の回転が早い。
会話もとても上手で、いい意味でガツガツしており、自己主張もはっきりしている。
優しさも兼ね揃えており、暴走する時以外は、常におれに気を使ってくれるというのは事実である。
気の使い方は、日本人女性に近い感じを受け、外国人ではあまり感じることの少ない、繊細な気の使い方である。
看護師という職業柄もあるのかもしれないが。
俺が英語を理解できなくても、言い方を変えて根気強く説明してくれたり、分かりやすく話してくれるのは、欧米人にはない特徴である。
英語の話せない俺が、シルビアと旅ができたのは、このおかげだと思う。
いろいろ喧嘩もしたが、良いところもたくさんあるシルビアなのだ⤴⤴笑
そんなシルビアとは、托鉢が終わった後、お別れが待っている。
シルビアはしばしの間ルアンパバーンに滞在し、俺はシェンクワーンというところに移動するからだ。
シェンクワーンに行くために、朝8時に迎えのトゥクトゥクが宿に来るため、ロビーで待機して待っていた。
最後だったので、ロビーでフルーツを食べながらシルビアとたくさんお話しした。
シルビアは、思った通り賢い人だ。
最後におれにこう言った。
「たか、いろいろあったけど悪かったことは忘れて、良いことだけ思い出して。私はいつも言い過ぎてしまう。これは私の文化だから。」
そっかー。
シルビアも分かってるんだね。
シルビアにとって、怒ることは文化。
まさしくその通りなんだろうな。
人間が解り合うのは、本当に難しい。
シルビアにとっては怒るのが普通、でもおれは怒られるのに慣れてないから、その普通をすぐには受け入れられない。
でも受け入れなければ、お互いが解り合うことはない。
受け入れられないから離れる、というのも一つの選択肢なんだろうけどね。
距離を置く、とか。
でも違う文化を受け入れられなくて、離れる、という選択肢ばかりしてると、すごく狭い範囲で生きなきゃならないような気がして、俺は寂しく感じる。
最初は違う文化を否定してしまっても、徐々に受け入れられるように、努力することは重要だと思う✊
いろんな場面で。
そう思った、最後のシルビアとの語らいだった。
そして最後に記念撮影。
シルビアはスッピンだったので、目を隠していた。
スッピンなのに、写真撮ってすいません(~O~;)
結局最後まで気が使えなかったな😅
でも今回の旅で、シルビアの文化が少し分かったので、次回会うときは、今以上にお互い分かり合えるのではないかと思います❗❗
シルビアいろいろとありがとう😌
別れはとても寂しいけれど、この経験が自分を成長させてくれると思い、とても感謝しています。
Fin...
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